Stevie Wonder スティービー・ワンダー の音楽は僕の理想です…と、ジャズギタリストの Pat Metheny は語っていますが.、それは同じく私の…心の言葉でもあります♪聞きやすく、自然に聞き流すこともできるし、でも…じっくり聴き入ってみたら音楽的でとても面白い♪それは私が自分自身…日常の中で、どれだけ Stevie の音楽を選んで聞いているか…が証明しています♪“Fingertips”“Uptight”といった「天才少年」として注目された時代に始まり、今もスタンダードとして愛される“My Cherie Amour マイ・シェリー・アモール”を生んだ青年時代を経て、アルバム『Music Of My Mind 心の詩』に始まる長い長い黄金時代へ…と、その歩みはあまりにも豊かな音楽的成果と、そして彼自身のその溢れるような“愛”に満ちています♪“Superstition 迷信” “You Are The Sunshune Of My Life サンシャイン” “Higher Ground ハイアー・グラウンド” “Don’t You Worry ‘bout A Thing くよくよするなよ” “Sir Duke サー・デューク” “Isn't She Lovely 可愛いアイシャ” “As 永遠の誓い”“Master Blaster マスター・ブラスター” “Overjoyed オーバージョイド” …何曲挙げれば終わりがくるのでしょう?♪そんな数えきれない名曲のすべてに彼の超人的バイタリティーと勤勉さと、そして愛と優しさが反映されているように思えてなりません♪忘れられない2007年の来日公演で演奏されるのを聞いた John Coltrane の “Giant Steps”などジャズ・フュージョンのアイテムへの柔軟なアプローチも彼にとってはとても自然なありように見えます♪そこでも演奏された “I Just Call To Say I Love You 心の愛”で、いつもならとても恥ずかしくて出来ない…彼の歌うのに合わせる Sing Out シングアウトが自然と出来てしまうのも Stevie の、その優しい愛の成せるワザなんだと思えてしまいます♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪