全休符…という休符の種類を音楽の時間に教わったと思います♪1つの小節全体に全く音がなく、まるまる休みになるという…五線の、上から2本目にぶら下がるように書く黒く塗りつぶした長方形の休符のことです♪出版された楽譜などにはごく普通に見かけるものですが、実際の、演奏を伴う作曲編曲の現場で使う…つまり書くことはまずありません♪代わりにどうするかというと、空白のままにしておくことがほとんどです♪それは、いつその音のない小節にやっぱり何かしらの音が必要…というアイデアが浮かぶかわからないからで、そうなったときにいつでも書き込めるように空けておくのです(最近はPCで楽譜を作るのが一般的ですので、あまり関係なくなってきてはいるのですが…)♪優雅に見えるファッションショーのその舞台裏では目の回るような準備作業が行われている…というのに似ていて、1分1秒をどうするか…という音楽の世界も、これでOKと決まるギリギリまで書いたり書き直したり書き足したりを繰り返す準備作業…これこそが、『作曲』や『アレンジ』と普通言われる言葉の…実際の、本当の姿です♪昨日まで忙しくて疲れたから今日は一日…“全休符にしたいな、と思っていても何かしらやらなければならないことが発生する私たちの日常とも、ちょっと似ている気がします♪

このブログの人気の投稿