ボサノバ Bossa Novaやサンバ Sambaを含めたブラジルポピュラー音楽 Musica Popular do Brasileira のお話をするとき、João Gilberto ジョアン・ジルベルトを取り上げないというのは、どうしても、ありえない…ということになってしまいます♪1959年に自作曲“ Bim Bom ”をそのB面 ( 当時は両面レコード…しかも78/min回転盤の時代 ) にしたがえて発売された、Antonio Carlos Jobim と Vinícius de Moraes の作曲作詞によるファーストシングル “Chaga de Saudade 想いあふれて(シェガ・ヂ・サウダーヂ)”は、次第に売り上げを伸ばしていき、続く第2弾シングル “ Desafinado デサフィナード ”もヒットを続け、ギターを弾きながら歌う彼の音楽は…ボサノバ Bossa Nova (新しい流行…?)と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどのムーブメントとなっていったのです♪以降、ギターをつま弾きながら(バチーダ Batida …といいます)歌うアーティストが次々に現れ、ボサノバ Bossa Nova は…ブラジルポピュラー音楽の一大潮流になりました♪ Roberto Menescal, Nara Leão, Marcos Valli, Chico Buarque そして Caetano Veloso や Gilberto Gil など…その後の時代を担うアーティストたちに大きな大きな影響を与えました♪ 2000年代に入ってからようやく、初の来日公演を含めたライブコンサートツアーが3回にわたって催され、私も聴きに行きましたが、百聞は一見にしかず…目からウロコの落ちるような、驚きに満ちた素晴らしい演奏だったのを思い出します♪本番に常習的に遅刻するのも有名な話で…その日も開演までたしか40分くらい待たされましたが、1人として帰るお客はいなかったことは言うまでもありません♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪