ボサノバ Bossa Novaやサンバ Sambaを含めたブラジルポピュラー音楽 Musica Popular do Brasileira のお話をするとき、João Gilberto ジョアン・ジルベルトを取り上げないというのは、どうしても、ありえない…ということになってしまいます♪1959年に自作曲“ Bim Bom ”をそのB面 当時は両面レコード…しかも78/min回転盤の時代 にしたがえて発売された、Antonio Carlos Jobim と Vinícius de Moraes の作曲作詞によるファーストシングル “Chaga de Saudade 想いあふれて(シェガ・ヂ・サウダーヂ)”は、次第に売り上げを伸ばしていき、続く第2弾シングル “ Desafinado デサフィナード ”もヒットを続け、ギターを弾きながら歌う彼の音楽は…ボサノバ Bossa Nova (新しい流行…?)と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどのムーブメントとなっていったのです♪以降、ギターをつま弾きながら(バチーダ Batida …といいます)歌うアーティストが次々に現れ、ボサノバ Bossa Nova は…ブラジルポピュラー音楽の一大潮流になりました♪ Roberto Menescal, Nara Leão, Marcos Valli, Chico Buarque そして Caetano Veloso Gilberto Gil など…その後の時代を担うアーティストたちに大きな大きな影響を与えました♪ 2000年代に入ってからようやく、初の来日公演を含めたライブコンサートツアーが3回にわたって催され、私も聴きに行きましたが、百聞は一見にしかず…目からウロコの落ちるような、驚きに満ちた素晴らしい演奏だったのを思い出します♪本番に常習的に遅刻するのも有名な話で…その日も開演までたしか40分くらい待たされましたが、1人として帰るお客はいなかったことは言うまでもありません♪

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