Baden Powell バーデン・パウエル…は、ボサノバ・ギターの神様です ♪ よく言われることですが、それは紛れもない真実です ♪ もう亡くなって25年が経とうとしていますが、そのしなやかで力強い音色とリズムは、残された数多くの録音から輝きを放ちつづけています ♪ “ Berimbau ビリンバウ”, “Samba Triste 悲しみのサンバ”, “Tempo Feliz テンポ・フェリス(幸せな時間)” など…名曲は数えきれません ♪ さらに…私は個人的な意味でも彼を神様のように感じています ♪ 私がBadenの音楽に目を向けるようになったのはずいぶん遅く…1990年代の中頃からでしたが、苦学していてCDを思うように買うにも事欠く状況だったその頃…1年で1枚だけ買ったのが Baden の来日公演に合わせて制作されたアルバム『Suite Afro Consolação アフロ幻想組曲』でした ♪ 都内のその公演にも足を運び、晩年とは思えないその圧倒的な演奏のあと、会場の花道近くにいた私の左の肩を…その手のひらでバーンと叩いていってくれたのです ♪ Badenの音楽と出会っていなかったら私の演奏のやり方は、今とは全く違うものになっていたでしょう ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪