Baden Powell バーデン・パウエル…は、ボサノバ・ギターの神様です ♪ よく言われることですが、それは紛れもない真実です ♪ もう亡くなって25年が経とうとしていますが、そのしなやかで力強い音色とリズムは、残された数多くの録音から輝きを放ちつづけています ♪ “ Berimbau ビリンバウ”,  Samba Triste 悲しみのサンバ”,  “Tempo Feliz テンポ・フェリス(幸せな時間)” など…名曲は数えきれません ♪ さらに…私は個人的な意味でも彼を神様のように感じています ♪ 私がBadenの音楽に目を向けるようになったのはずいぶん遅く…1990年代の中頃からでしたが、苦学していてCDを思うように買うにも事欠く状況だったその頃…1年で1枚だけ買ったのが Baden の来日公演に合わせて制作されたアルバム『Suite Afro Consolação アフロ幻想組曲』でした ♪ 都内のその公演にも足を運び、晩年とは思えないその圧倒的な演奏のあと、会場の花道近くにいた私の左の肩を…その手のひらでバーンと叩いていってくれたのです ♪ Badenの音楽と出会っていなかったら私の演奏のやり方は、今とは全く違うものになっていたでしょう ♪

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