投稿

Guitar ギター…はピアノとならんでポピュラー音楽でも今も伴奏楽器、そして独奏楽器として多く活躍する存在 です ♪ たいへん歴史の古い…本当にむかしの時代から改良をかさねながら弾き継がれてきた楽器です ♪ ピアノとくらべて、その持ち運びやすさから場所をえらばずに演奏出来ること、小さいながらも低い音から高い音まで幅広い音域を一度に鳴らすことが出来ることなど、優れた特徴も備えています ♪ バイオリンの名手だった作曲家 Paganini パガニーニはギターも同じように上手で伴奏楽器としてしたがえていたと伝えられていますし、モダンジャズやロックンロールミュージックではその歴史をともに歩んだ欠かせない楽器と言えます ♪ ブラジルポピュラー音楽においても、その代表的なサウンド〈ボサノヴァ Bossa Nova 〉をかたちづくる重要な存在… ♪ João Gilberto や Baden Powell のつむぎ出す 〈Batida バチーダ〉のリズムは現在のシーンにおいても大きな影響をあたえつづけています ♪ 弾き語りをするシンガーの…そのギターのつま弾きかたが、それぞれの演奏をとても特徴づけていることも見逃せません ♪ 同じミュージシャンでも、そのときのアンサンブルの編成によってアコースティックギター、エレキギターを弾き分けたりすることもしはしば…♪ アコースティック、エレキなど…それぞれで音色や響きに多少のちがいがあっても、ほかの楽器では代用のきかない、その独特な魅力をかもしだす同じギターどうしであることに変わりはありません…♪(とりとめのない…ギターのお話♪)
“ パッヘルベルのカノン ” は…西欧クラシック音楽のポピュラーな名曲のなかでも一番古い時代に書かれた作品のひとつです ♪ 原曲ではニ長調のメロディ… 旋律が〈順次進行 Conjunct Motion ( = となりの音に順番に進んで動いていくこと…)〉して繰り返していくハーモニーの構造は、その後の多くの音楽作品の…いわゆる〈ひな型 Template 〉 としての役割を担っていきました ♪ ロックミュージックをふくめたポピュラー音楽のフィールドでも…そのサウンドの構造を土台に多くの曲が作られているのがわかります ♪ 日本において身近なのは…その曲の一部がそのまま使われている山下達郎さんの “ クリスマス·イブ ” でしょうか ♪ ところで、この“ パッヘルベルのカノン ” という曲…全曲をとおして聴いてみると、ピアノの白鍵で弾くドレミファソラシの音の関係のなかに、時折…いわゆる移動ドで言う〈シ♭(シの半音下にあたる黒鍵の位置関係)〉の音(ニ長調では♮C=♮ドの音…)が混じってくるのが聴こえます ♪ これは、その後の時代の整然とした音階で作られた音楽に慣れた耳には、とても 不思議な響きに感じられます ♪ この〈シ♭〉にあたる音が使われることに…以前このブログでも何回かふれた〈自然倍音列による音階〉との関係を想像してしまいます ♪ そのサウンドはいわゆる〈 Blues ブルース〉のような響きにも感じられて、人間の共通の自然な感覚にもとづいて曲がつくられることのひとつのわかりやすい例のように思えてしまうのです ♪ 〈白鍵のシ〉か〈黒鍵のシ〉か …ここに音楽と人間の不思議な関係の歴史が垣間見える気がします ♪ (とりとめのない話シリーズ…♪)
SANTANA サンタナは…リーダーの Carlos Santana の名をとった、ラテンロックの始祖といえるバンドです ♪ 今さら説明の必要もないほど、すべてのアルバムは…その中南米音楽のエッセンスをたたえたサウンドでアメリカンロックの歴史を今にいたるまで華麗に彩っています ♪ リーダー… Carlos のメロディアスで美しいそのエレキギターの音色とオリジナリティーあふれるチョーキングを聴かせるフレーズは…歌ごころを十二分にかもし出しながら、キャリアをとおして聴くものの胸の奥の琴線をふるわせます♪バンドとして、その存在を大きく知らしめた…かの1969年の〈ウッドストック〉のロックフェスティバルでのパフォーマンスにはじまり、その後ロックバンド〈 Journey 〉のオリジナルメンバーとして独立する Neal Schon や Gregg Rolie といった優れたミュージシャンたちを輩出するロックスクールとしての存在であったことも見逃せない事実です ♪  リアルタイムで聴いた1981年の『 Zebop 』や、20世紀の最後に大ヒットして多くの部門のグラミーも獲得した『 Supernatural 』などは…今も繰り返し聴くことの多い大好きなアルバムです ♪ Carlos Santana がゲストプレイヤーとしてジャズフュージョンの名グループ Weather Report の最後のスタジオアルバム『This Is This 』(1986) に参加したナンバー “ Man With Copper Fingers ” での最高としか言いようのないギターサウンドも…変わらず愛してやみません ♪
ベトナム戦争に題材をとった青春群像映画の傑作…1978年公開の『The Deer Hunter ディア·ハンター』は、音楽を担当した Stanley Myers スタンリー·マイヤーズによる、その美しいテーマ曲 “ Cavatina カヴァティーナ ”とともにつよく記憶に残る作品です ♪ 兵士として駆り出された若者たちのみならず、残された人々をもふくめて、戦争に巻き込まれることの悲惨さとその悲しみの深さに目を向けさせられるストーリー…それを大きくつつみ込むような、名手 John Williams のギタープレイによる哀愁を帯びたサウンドが胸を打ちます ♪ 悲しみにみちた内容と対比する…付随する音楽の美しさが、たぶんに寓話的なこの映画のメッセージをつよく印象づけているように思えます ♪ 主演をつとめるロバート·デ·ニーロを筆頭に、アカデミー助演俳優賞を獲得したクリストファー·ウォーケンや、ジョン·カザール、そしてメリル·ストリープら素晴らしい俳優陣の演技も深くこころに響きます ♪ 徴兵されて戦地へと送られる前日…その〈鹿狩り〉の仲間が皆でビリヤードに興じながら、第2のテーマ曲ともいえる… Frankie Valli の “ Can't Take My Eyes Off You 君の瞳に恋してる ” を歌う場面も、とても印象的な…永遠に映画史に残る名シーンです ♪ アメリカを舞台にしていながら…戦争の悲劇を普遍的に考えさせられる不朽の名作、その象徴的なテーマ曲…“ Cavatina ”です ♪
いつもお読みいただきありがとうございます♪ このブログの筆者…シコとん高橋まさゆき ♪ …音楽家 ♪ たかはしまさゆき ♪ の ライブのお知らせです♪ 5月28日 [木] 経堂 Jazz Live Bar 『Crazy Love』  https://jazzbar-crazylove.amebaownd.com/posts/58585016?categoryIds=1662568 にて 19:30〜スタート ♪  Music Charge ¥3,000 ♪ たかはしまさゆき TONICA NOVA+1 ♪ たかはしまさゆき Guitar, Piano, & Vocal 中林成爾 Cello 三島博行 Drums こいでなおこ Vocal 10数年来のトリオグループ ♪ TONICA NOVA ♪  そして Vocal こいでなおこ とともに… オリジナル曲も交えて サンバやボサノヴァをふくめた ブラジルポピュラー音楽、ジャズ etc… 夢幻のサウンドをお送りします♪ ぜひ楽しんで聞いていただけたら… とてもうれしいです♪ みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます♪ 
高橋幸宏さんと坂本龍一さんが亡くなって早くも3年が経ちます ♪  Yellow Magic Orchestra の作品を聴き返していて思うのは、とにもかくにもその音、サウンドに勢いがあることです ♪ これ…と思える〈グルーブ Groove 〉 が得られるまで、コンピューターに打ち込む数値の比率を細かく何度も試していたことはよく知られていて、それが…あの人間的とも思えるコンピューターサウンドを生み出していることに、改めて驚きとリスペクトを感じざるを得ません ♪ 名作アルバム『 Solid State Survivor 』のなかの The Beatles のカバー “ Day Tripper ” での鮎川誠さんや、つづく『X ∞ Multiplies 増殖 』に収められている “ Nice Age ” での大村憲司さんらのギタープレイによって醸し出される、当時の〈New Wave〉を感じさせる ブリティッシュロックサウンドも、その Groove の力強いドライブ感に拍車をかけています ♪ テクノポップ…といわれるYMOのサウンドが、まずはなによりロックンロールミュージックであることは…まちがいなく重要な事実です ♪ コンピューターに打ち込まれていても一聴してそれとわかる…細野晴臣さんのユニークなベースラインとしなやかなサウンディングがバンドのサウンドを大きくまとめ上げていることにも改めて気づかされます ♪ もうライブで聴くことはできないですけれども、その録音によって永遠に刻みつけられている…最高の音楽です ♪
Smokey Robinson スモーキー·ロビンソンのライブを体験したのは…1988年、Top 10 ヒット曲 “Just To See Her ” をしたがえての横浜での公演で、3列目のかぶりつき…何度か御大と目が合った気がします ♪ いままで見てきた数多くのライブのなかでも忘れられない…まちがいなく Best3 に入る素晴らしいライブで、彼のその〈力強い〉ファルセットボーカルとともに、帯同していた彼の音楽パートナーとしてのギタリスト Marvin Tarplin の極上のギタープレイもいっぱいに堪能しました ♪ The Miracles 時代のヒットスタンダード…“ Ooo Baby Baby ”, “ The Tracks Of My Tears ” をはじめ、ソロとしての代表曲 “ Quiet Storm ”,“ Crusin' ”, “ Being With You ” など…名曲のオンパレードでした ♪ The Temptations の “ My Girl ”  、そして The Beatles のレパートリーとしてもスタンダードとなっている “ You've Realy Got A Hold On Me ” などを書いていることでも知られる傑出したソングライターとして名高い Smokey ですけれども、1980年代以降は自分以外の作家の佳曲を柔軟にとりあげる姿勢も目立ちます ♪ さきに挙げた “ Just To See Her ” もそんな1曲です♪ 私がとりわけ愛してやまないのは、アルバム『 Essar 』(1984) の最後に収録されている、やはり自分以外の作家による作品 “ Drivin' Thru Life In The Fast Lane ” …♪ まさに80'sを感じさせるシャッフルビートの疾走感のあるサウンド展開です ♪