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ここのところの City Pop の世界的な人気の広がりのなかで…吉田美奈子さんの“ 頬に夜の灯 ”がアイコン曲のひとつになっています ♪ 私が美奈子さんの音楽を聴き込んでいた1980年代は…まさにその曲をふくむアルバム『Light'n Up』(1982)がリリースされていた頃にあたります ♪ 1973年のデビューアルバム『 扉の冬 』(1973)や、当時は〈ニューミュージック〉といういいかたをされた日本の新しいポピュラー音楽の波を代表する傑作『 Flapper 』(1976)から変わらない緻密なサウンドメイキングは現在にいたるまで貫かれています ♪ ゴスペルフィーリングをたたえたピアノ弾き語りから、実際にカバーもされているチャカカーンとも比肩し得る圧倒的なエネルギーとハイトーンの美しいボーカル…そして、詩的で深い感情を表現する素晴らしい作詞 ♪ あらゆるアルバムが傾聴に値しますけれども…個人的に大好きな1枚は、さきに紹介した『Light'n Up』につづいて発表された…今は、なくなってしまったライブハウス《六本木PIT INN》でのライブを土台に作品化した『In Motion』♪ 当時の最高のバンドメンバーとともに世界に誇るテナーサックスの名手、清水靖晃さんの才気あふれるホーンアレンジと、収録曲 “ 海 ” での、めくるめくブローイングはいつまでも変わらず…こころをふるえさせてくれます ♪
ゆうべの私のライブ…平日の夜にもかかわらず、おいでくださり、遅くまでお聞きいただき本当にありがとうございます ♪ お楽しみいただいて、なにかほんの少しでも…私、そして一緒に演奏するメンバーの…音楽をとおしての思いを感じていただけたなら、こんなにうれしいことはありません ♪ 音楽をとおして…ともに演奏するミュージシャン、そして聞いていただくみなさまとの…よりよいコミュケーションをめざして、これからもさらに励んでまいります ♪ どうぞまたぜひ聞いてください ♪ 次回は、 5月28日[THU]  経堂  Jazz Bar 『 Crazy Love 』  https://jazzbar-crazylove.amebaownd.com/ 19:30〜スタート ♪  Music Charge ¥3,000   にて、自己のグループ…〈たかはしまさゆき TONICA NOVA + 1 〉たかはしまさゆき(gt, pf, vo)、中林成爾(Cello)、三島博行(Drs)、こいでなおこ(Vo) のステージを…ブラジルポピュラー音楽、スタンダード、そしてオリジナル曲を Jazz Fusion のサウンドをまじえて、さらに新しいレパートリーもくわえてお届けします ♪ どうぞよろしくお願いもうしあげます ♪  ゆうべは…そしていつも本当にありがとうございます ♪ ♪ たかはしまさゆき ♪ ブログ筆者 シコとん…高橋まさゆき
いつもお読みいただきありがとうございます♪ このブログの筆者…シコとん高橋まさゆき ♪ …音楽家 ♪ たかはしまさゆき ♪ の ライブのお知らせです♪ 本日… 2月17日火曜  赤坂 ボサノヴァ  &  ジャズ ライブレストラン 『 Kei 』 https://akasakakei.com/2026-2/  19:30〜スタート ♪  Music Charge ¥3,800  (+Menuより2つご注文をしていただきます) ♪  にて…自己のグループ… 〈たかはしまさゆき TONICA NOVA + 1 〉 たかはしまさゆき(gt, pf, vo), 中林成爾(Cello), 三島博行(Drs), こいでなおこ(Vo)  のステージを…ブラジルポピュラー音楽、 スタンダード、そしてオリジナル曲を  Jazz Fusion のサウンドをまじえてお届けします ♪ ぜひ楽しんで聞いていただけたら… とてもうれしいです♪ みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます♪ 
Jim Hall ジム·ホールのギターサウンドには、今も解けない謎のような…不思議な魅力があります ♪ そのキャリアをとおして感じられる〈枯れた〉音色のイメージ…そして知的な即興性を感じさせるフレージング…♪ 多くのジャズギタリストが深く影響を受けているであろう…そのプレイは、つねに新しい音の探求を感じさせる新鮮な印象に満ちています ♪ ほとんどの録音はすべて名演奏で彩られていますけれども…とりわけ素晴らしいのは、テナーサックスの巨人、Sonny Rollins のスランプからの復活をサポートした名作アルバム『 The Bridge 』(1962)でのピアノレス…ギターのみで和音を構成するサウンド展開です ♪ 切れ味抜群のリズム、温かくやわらかい音色に十二分に込められた溢れるような音楽的なアイデア…冒頭のスタンダード名曲 “ Without A Song ” から終曲 “ You Do Something To Me ”まで一気に聴いてしまいます♪ ジャズギターの教科書的な演奏というにはあまりにも音楽的な…そのクリエイティブなプレイは不朽の価値があふれています ♪ 名ピアニスト Bill Evans との Duo での録音『 Undercurrent 』『 Intermoduration 』…これら2つのアルバムも、いつまでも聴き継がれるであろう、ぜひ聴いてみていただきたい永遠のマスターピースです ♪
聴こえてくる音楽のハーモニー…そのいちばん高い音(あるいは、いちばん低い音や中間の内声の音のこともあります…)を横につなげたものが一般に〈メロディー〉と言われます ♪ 作曲の研究を集中的にしていた10代〜20代の頃…当時の恩師が「メロディーは作るものではなく、自然に出来てくるものだ…」と話されたことを時折、思い出し…その深い意味に思いをはせています ♪  以前…このブログにも記しましたけれども、この〈メロディー = 旋律〉というのは本当にミステリアスなシロモノで、作ろうと思ってすぐ出来るものではないし、かといって自然に出来てくるもの…とも言い切れません ♪ 〈ハーモニー〉(音楽の時間的な流れのなかの音の組み合わせ)…が形作られるとき、たしかにそのひとつの声部の音をつなぎ合わせると〈メロディー = 旋律〉が出来ることはひとつの事実ですけれども、かならず決まった法則のようなものがあるわけではありません ♪ 〈音〉というものは次に…基本的にどこにでも動くことが出来るもので、その動くさきはそれに携わるものしだい…で決まります ♪ 以前にも書いたことですけれども、そうして出来てきた〈メロディー〉が〈いい〉と感じられるか…それを聴くものの〈こころ〉が、結局は大切だという…ことになる気がします♪(まったくもって、とりとめのない話シリーズ…♪ )
Billy Joel ビリー・ジョエル…は間違いなく、アメリカ合衆国の良心をそのロックスピリッツと美しいメロディーメイクで体現する偉大なミュージシャン…大スターです ♪ 私が10代の頃に聴きはじめたのはアルバム『52nd Street ニューヨーク52番街 』のなかの “ Honesty オネスティ ” の日本でのヒットがきっかけですけれども、すぐに…さかのぼって大ブレイクの前作アルバム『 The Stranger 』や、アルバム『 Piano Man 』などにちりばめられている珠玉の名曲にふれることになります ♪ アメリカのミュージックシーンを生き抜いていく…その不屈の精神で貫かれるテクニカルなピアノ弾き語りによる抜群のパフォーマンスと工夫の凝らされた詩情あふれるソングメイキング、その優れた作品の数々は今も変わらぬリスペクトの対象です ♪ “ Uptown Girl “, ” Tell Her About It ” などをヒットさせていた彼のキャリアの最高の時期である1984年の来日公演を観ることが出来たのはとてもラッキーなことでした ♪ なにより、1曲1曲がとても丁寧に作り上げられている…その作品の仕上がりの美しさは、力強いボーカルと相まって胸に響きます ♪ ライブでも観ることが出来た、躍進を支えた70年代、80年代〜2000年代までのバンドのドラマー、Liberty DeVitto の一聴してわかる熱いプレイも…変わらず私のこころをときめかせてくれます ♪ 1曲をえらぶのがとてもむずかしいなか…思い浮かぶフェイバリットナンバーは、さきのアルバム『 52nd Street 』収録のスパニッシュムードの佳曲…“ Rosalinda's eyes ロザリンダの瞳 ” でしょうか ♪
ブラジルポピュラー音楽(…略して〈MPB〉) の1960年代のボサノヴァ以降の女性シンガーのなかで、まぎれもなく最高の存在だった Gal Costa ガウ·コスタは 2022年…亡くなってしまいました ♪ Cateano Veloso, Gilberto Gil らとともに展開したTropicalia トロピカリアと名づけられた新しい音楽のムーブメントの紅一点…まさに女王として亡くなる直前まで元気に活動していたことを思うと、本当にこころから悲しいばかりです ♪ Caetano とのあまりにも素晴らしいデュオアルバム『 Domingo ドミンゴ』(1967)をはじめ、数えきれないほどの名作の数々を遺してくれています ♪ その豊かなイマジネーションを湛えた詩的なボーカルは…歌詞と音楽の最も美しいありようを今も私たちのこころに響かせつづけてくれます ♪ 私にとって…彼女のすべての歌が今も大切な研究の対象です ♪ とりわけ愛してやまないのは…LAでの Tom Jobim のバンドのコンサートにゲストとして招かれて歌った“ Wave ”. “Corcovado”. “ Dindi ” などの歴史的なライブ録音、そして個人的に最高の1曲とも思える、 アルバム『 O Sorriso de Gato Alice チュシャ猫の微笑』(1993)で Cateano Veloso が彼女のために書いた“ Erratica 風変わりな女 ” の…めくるめくように展開する美しい歌とサウンドです♪