高橋幸宏さんと坂本龍一さんが亡くなって早くも3年が経ちます ♪ Yellow Magic Orchestra の作品を聴き返していて思うのは、とにもかくにもその音、サウンドに勢いがあることです ♪ これと思える〈グルーブ Groove 〉 …が得られるまで、コンピューターに打ち込む数値の比率を細かく何度も試していたことはよく知られていて、それが…あの人間的とも思えるコンピューターサウンドを生み出していることに、改めて驚きとリスペクトを感じざるを得ません ♪ 名作アルバム『 Solid State Survivor 』のなかの The Beatles のカバー “ Day Tripper ” での鮎川誠さんや、つづく『X ∞ Multiplies 増殖 』に収められている “ Nice Age ” での大村憲司さんらのギタープレイによって醸し出される、当時の〈New Wave〉を感じさせる ブリティッシュロックサウンドも、その Groove の力強いドライブ感に拍車をかけています ♪ テクノポップ…といわれるYMOのサウンドが、まずはなによりロックンロールミュージックであることは…まちがいなく重要な事実です ♪ コンピューターに打ち込まれていても一聴してそれとわかる…細野晴臣さんのユニークなベースラインとしなやかなサウンディングがバンドのサウンドを大きくまとめ上げていることにも改めて気づかされます ♪ もうライブで聴くことはできないですけれども、その録音によって永遠に刻みつけられている…最高の音楽です ♪
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Smokey Robinson スモーキー·ロビンソンのライブを体験したのは…1988年、Top 10 ヒット曲 “Just To See Her ” をしたがえての横浜での公演で、3列目のかぶりつき…何度か御大と目が合った気がします ♪ いままで見てきた数多くのライブのなかでも忘れられない…まちがいなく Best3 に入る素晴らしいライブで、彼のその〈力強い〉ファルセットボーカルとともに、帯同していた彼の音楽パートナーとしてのギタリスト Marvin Tarplin の極上のギタープレイもいっぱいに堪能しました ♪ The Miracles 時代のヒットスタンダード…“ Ooo Baby Baby ”, “ The Tracks Of My Tears ” をはじめ、ソロとしての代表曲 “ Quiet Storm ”,“ Crusin' ”, “ Being With You ” など…名曲のオンパレードでした ♪ The Temptations の “ My Girl ” 、そして The Beatles のレパートリーとしてもスタンダードとなっている “ You've Realy Got A Hold On Me ” などを書いていることでも知られる傑出したソングライターとして名高い Smokey ですけれども、1980年代以降は自分以外の作家の佳曲を柔軟にとりあげる姿勢も目立ちます ♪ さきに挙げた “ Just To See Her ” もそんな1曲です♪ 私がとりわけ愛してやまないのは、アルバム『 Essar 』(1984) の最後に収録されている、やはり自分以外の作家による作品 “ Drivin' Thru Life In The Fast Lane ” …♪ まさに80'sを感じさせるシャッフルビートの疾走感のあるサウンド展開です ♪
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Mozart モーツァルトの 41曲 の Symphony = 交響曲のなかで、とくに後期の作品は、その素晴らしい円熟の度合いもあってか、現在でも…さまざまな楽団によってたびたび演奏されています ♪ それらが…西欧クラシック音楽を特徴づける、オーケストラによる〈器楽〉に中心をおいた音楽のありようのなかで、 Haydn ハイドンによって発展のみちすじがつけられた Symphony 交響曲の、ひとつの頂点をかたちづくることになっているからでしょう ♪ 映画『アマデウス』にも象徴的につかわれた 25 番のト短調の交響曲を皮切りに、副題のついた 35 番、 36 番、 38 番、 41 番のそれぞれは、古典の名曲として世界中でくりかえし聴かれています ♪ 印象的な冒頭の旋律で有名な 40 番の…もうひとつのト短調交響曲は音楽の授業でも鑑賞する機会が多いのではないでしょうか ♪ 交響曲のその後の発展をうけつぐことになる Beethoven ベートーベンの作風との大きな違いといえるのは、素材となるフレーズをことさらに細かく切り刻んだり操作したりせずに、自然なかたちのまま扱っている点でしょう ♪ ひらめきを感じさせるような、思いもかけない楽想によるフレーズがあざやかに挿入されるのも大きな魅力をかたちづくっています ♪ 交響曲としての最後の作品…第 41 番は〈ジュピター〉と、のちに副題がつけられるとおり、堂々とした壮麗な響きで、 Mozart がその充実した音楽人生をおくった音楽の都…ウィーンの空気をいっぱいに感じさせてくれます ♪ 私は、この最後の交響曲の終楽章のフーガによるめくるめく響きの展開にこころをゆだねるたびに…自分が生きていることのよろこびを、ひときわ…かみしめてしまいます ♪
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Antonio Carlos Jobim アントニオ·カルロス·ジョビンの1970年のアルバム『 Stone Flower 』は… 名作『 Wave 』につづく、ブラジリアン·インストルメンタルの傑作です ♪ タイトル曲 “ Stone Flower ” は ラテンロックバンド…Santana にもカバーされて、Bossa Nova ボサノヴァをふくめた MPB ブラジルポピュラー音楽 のサウンドと Jazz ジャズ や Rock ロックのサウンドとの融合 = Fusion に大きな具体的影響をあたえています ♪ 名アレンジャーとして語り継がれる Eumir Deodato エウミール·デオダートの編曲と演奏をフューチャーした、よどみなく流れるようなサウンドは良質のBGMとしても一級品で、聴き込んで楽しむこともできる深い音楽性も…かねそなえています ♪ Elis Resina と Jobim とのコラボレーションでも知られる “ Chovendo na Roseira バラに降る雨 ” は、“ Children's Game ” というタイトルで収録 ♪ さらに “ Brasil ブラジル ” とタイトルされた、もっとも名高いサンバ…“ Aquarela do Brasil ブラジルの水彩画 ” は Jobim 自身の歌うボーカルとともに、この曲の決定版のひとつです ♪ Chico Burque の作詞による終曲 “ Sabia サビア ” も …Bossa Nova ボサノヴァのスタンダードとして歌い継がれる永遠の名曲です ♪
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Weather Report はジャズ·フュージョンのミュージックシーンにおいてもっとも重要なグループのひとつですけれども…そのサウンドは1971年の1stアルバム『 Weather Report 』から1986年の実質的に最後のアルバム『 This Is This 』まで…時代とともに変遷を重ねていきました ♪ 私がこの Weather Report をリアルタイムで聴いていたころ…ドラマーは名手 Omar Hakim で、同じく名手のベーシスト Victor Bailey と、パーカショニストをくわえた3人でリズムを担っていました ♪ ときに〈ドラマー〉は…十数年にわたって、その音楽シーンの時代をつくる存在となります ♪ Omar Hakim は1970年代後期から1990年代…そして現在にいたるまで…その特徴あるシャープなドラムサウンドで一時代を築き上げています ♪ スマートで素晴らしいプレイを展開する Weather Report での4枚にわたるアルバムとライブ、Miles Davis とのレアな共演、Sting や Madonna といったポップ·ロックのフィールドでのプレイなど…チップのついたスティックでの、そのキメの細かいドラムサウンドには、いまも変わらず魅了されます ♪ 彼のように時代を築いたドラマーと言えるのは…たとえば、ここ数十年のブラジルポピュラー音楽では…Tom Jobim のグループを支えた Paulo Braga, Djavan のリズムと共振し、Ivan Lins のバンドでいまも現役で活躍する Teo Lima といった人たちでしょうか…♪
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ここのところの City Pop の世界的な人気の広がりのなかで…吉田美奈子さんの“ 頬に夜の灯 ”がアイコン曲のひとつになっています ♪ 私が美奈子さんの音楽を聴き込んでいた1980年代は…まさにその曲をふくむアルバム『Light'n Up』(1982)がリリースされていた頃にあたります ♪ 1973年のデビューアルバム『 扉の冬 』(1973)や、当時は〈ニューミュージック〉といういいかたをされた日本の新しいポピュラー音楽の波を代表する傑作『 Flapper 』(1976)から変わらない緻密なサウンドメイキングは現在にいたるまで貫かれています ♪ ゴスペルフィーリングをたたえたピアノ弾き語りから、実際にカバーもされている Chaka Khan とも比肩し得る圧倒的なエネルギーとハイトーンの美しいボーカル…そして、詩的で深い感情を表現する素晴らしい作詞…♪ あらゆるアルバムが傾聴に値しますけれども…個人的に大好きな1枚は、さきに紹介した『Light'n Up』につづいて発表された…今は、なくなってしまったライブハウス《六本木PIT INN》でのライブを土台に作品化した『In Motion』♪ 当時の最高のバンドメンバーとともに世界に誇るテナーサックスの名手、清水靖晃さんの才気あふれるホーンアレンジと、収録曲 “ 海 ” での、めくるめくブローイングはいつまでも変わらず…こころをふるえさせてくれます ♪
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ゆうべの私のライブ…平日の夜にもかかわらず、おいでくださり、遅くまでお聞きいただき本当にありがとうございます ♪ お楽しみいただいて、なにかほんの少しでも…私、そして一緒に演奏するメンバーの…音楽をとおしての思いを感じていただけたなら、こんなにうれしいことはありません ♪ 音楽をとおして…ともに演奏するミュージシャン、そして聞いていただくみなさまとの…よりよいコミュケーションをめざして、これからもさらに励んでまいります ♪ どうぞまたぜひ聞いてください ♪ 次回は、 5月28日[THU] 経堂 Jazz Bar 『 Crazy Love 』 https://jazzbar-crazylove.amebaownd.com/ 19:30〜スタート ♪ Music Charge ¥3,000 にて、自己のグループ…〈たかはしまさゆき TONICA NOVA + 1 〉たかはしまさゆき(gt, pf, vo)、中林成爾(Cello)、三島博行(Drs)、こいでなおこ(Vo) のステージを…ブラジルポピュラー音楽、スタンダード、そしてオリジナル曲を Jazz Fusion のサウンドをまじえて、さらに新しいレパートリーもくわえてお届けします ♪ どうぞよろしくお願いもうしあげます ♪ ゆうべは…そしていつも本当にありがとうございます ♪ ♪ たかはしまさゆき ♪ ブログ筆者 シコとん…高橋まさゆき