Sergio Mendes セルジオ・メンデスが昨年9月に83歳で亡くなりました♪1966年に“Mas Que Nada マシュ・ケ・ナダ”が大ヒットしてからは、押しも押されぬ世界的存在ですが、キャリアは長く1950年代後半からブラジル国内において Antonio Carlos Jobim などとも交流し、自身のグループBossa Rio1962年から活動を始めています♪最後のオリジナル・アルバムは2020年の『In The Key Of Joy』で、そのおよそ60年にもわたる精力的な活動には…ただただリスペクトの言葉しかありません♪自身の曲を前面に押し出すよりも、才能ある若い音楽家を発掘、抜擢して紹介することに重きを置いた…ブラジルポピュラー音楽のゴッド・ファーザー的存在でした♪その確実な打鍵から生まれる…力強いビートを伴ったリズミックな演奏は、ポピュラー音楽のバンドリーダーのお手本のようであり、彼の音楽がエバーグリーンなものであることを雄弁に物語っています♪数多い作品の中で、私の思い入れの深いのは...グラミー賞を受賞した1992年の名作アルバム『Brasileiro』♪以前のこのブログでも紹介したことのあるブラジルポピュラー音楽の代表的なシンガーソングライター Ivan Lins の “Lua Soberana”と“Sambadouro”そして João Bosco の“Senhoras Do Amazonas”や Guingaの“Esconjuros”といった名曲を聴くことが出来ます♪

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