バッハ Johann Sebastian Bach は『音楽の父』…そのように学校で教わったと思いますが、まったくそのとおりです♪その後のモーツアルト、ベートーベン、ブラームスなどクラシック音楽を代表する作曲家たちの作品はもちろんのこと、ジャズも含めた…今の世界で新しく作られている音楽のすべてが、今もなおバッハの影響を受けているといえます♪影響…といった軽い言葉ではなくて、バッハの遺産…その築きあげた土台=礎の上に、今の私たちの音楽はかたちづくられています♪ドレミファソラシドを基本の軸にしてその間を5つの半音で埋めた12の音はピアノなどの鍵盤の7つの白鍵と5つの黒鍵で確かめることが出来ますが、この鍵盤=キーボードを使って作曲することの素晴らしい具体例を今から300年も前に…その数え切れないほどの作品で見せてくれたのが、バッハです♪教会での演奏のために作られた宗教音楽から管弦楽、室内楽にいたるまで、一生かかってもそのすべてを体験することは無理と思えるほどの、数多くの名曲のなかで、私が好きなオススメは、6つの調のグループに大きくまとめられた『ブランデンブルグ協奏曲 』♪その…爽やかで、すがすがしい響きは、オーケストラで使われるさまざまな楽器たちがまるでバレエを踊っているかのようです♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪