最近…複数の友人と偶然に映画『ゴッドファーザー The Godfather 』の話題になったのがつづいたことがきっかけで、その音楽を改めて思い起こしていました ♪ 数多くのバージョンが存在する有名な映画シリーズですが、大きくは第1作からパート3 までが作られている大ヒット作品です ♪ パート1 は映画音楽の大御所として名高い Nino Rota が担当…その“ 愛のテーマ ”は日本でも歌詞がつけられ大ヒットしました ♪ パート2 以降では監督のフランシス・コッポラの父で作曲家の Carmine Coppolaも加わって曲を書き足し、3世代にわたる壮大な叙事詩が魅力的な音楽によって彩られています ♪ 切々とした哀愁を感じさせるマンドリンの音色を伴って、まるでカンツォーネ Canzone のように展開するメインテーマの“ ワルツ Waltz ” や “ 愛のテーマ Love Theme ”は、それを聞くだけで映画のストーリーの世界に私たちをいざないます ♪ 私は個人的にパート3 のエンドロールで流れていた Jazzy なナンバー…Harry Connick Jr. の歌う “ Promise Me You’ll Remember ( Carmine Coppola 作曲 = John Bettis 作詞 )”が大好きだったのですが、現在、パート3 公開当時のバージョンはあまり配信などでも観ることができなくなってしまっているのがとてもさびしいです ♪ 3作すべてに出演して重要な役を演じた ダイアン・キートン Diane Keaton が 1977年に主演女優賞を受賞した、ウッディ・アレン監督の『アニー・ホール Annie Hall 』で スタンダード曲 の“ It Had To Be You ( 邦題 : もしあなただったら )”を可愛らしく歌っていたのも…ついでに一緒に思いだしてしまいました ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪