Djavan ジャヴァン はMPB(Música Populare de Brasileira)と表現されるブラジルポピュラー音楽の代表的なアーティストです♪ 私にとってはまさに青春の音楽…同世代のファンのかたも多くいらっしゃることと思います♪日本で広く聴かれるようになるのは1982年のアメリカで制作されたアルバム『Luz ルース(光)』からで、私もその冒頭…Stevie Wonder によるハーモニカが掛けあう “Samurai サムライ” を聞いたのが最初でした♪ George Benson のライブでもキーボードを務める Ronnie Foster の制作のもと、そのジャズ=フュージョンにもカテゴライズ出来る洗練されたサウンドと、Djavan 本人のしなやかな歌とギターの演奏は、たちまち私の心を捉えました ♪ それから…手に入るほぼすべてのアルバムを聴きあさり、今も…彼の素晴らしい音楽への敬愛は深まるばかりです ♪ The Beatles に影響を受けていたという自身のプロフィールからも想像がつくように、工夫の凝らされた曲の構成と展開が大きな魅力で、さらにその素晴らしい活き活きとしたリズム感が重なり、歌詞も含めてその作品からは彼の総合的な芸術性を強く感じさせます ♪ “Flor de Lis (百合の花)”, “Serrado”, “Oceano”, “Meu Bem Querer”…数々の名曲は挙げるとキリがないですが、さらにAntonio Carlos Jobimの名曲 “Correnteza”の素晴らしいカバーがあることをつけ加えておかないわけにはいきません♪
ブラジルポピュラー音楽を代表するシンガーソングライター…Ivan Lins♪その代表曲 “ Começar De Novo (コメサー·ヂ·ノーヴォ…新しくはじめよう…) ”は、作者本人のバージョンはもちろん…さまざまなカバーバージョンが存在します♪ ハーモニカの名手 Toots Theielmans の アルバム『The Brasil Project』 の Ivan 本人も歌う美しいバージョンは広く聴かれています♪ 私のお気に入りは 女性歌手 Simone の アルバム 『Pedaços』 の冒頭を飾る…凛とした輝きを感じさせ堂々と歌いあげるバージョン♪