Jazz Vocal ジャズボーカル…という言葉からどんな連想をされるでしょうか?♪ 私としては10代の終わり頃に観た記憶のある映画『真夏の夜のジャズ』での Anita O’Day の“Tea For Two 二人でお茶を”を歌うテクニカルな歌唱が印象的で、以来彼女の歌をリファレンス Referenceとして信頼することも多くなりました ♪ ジャズを演奏するライブスポットなどでは日々スタンダードを歌う歌い手たちをジャズコンボのリズムセクションがバックアップする…というカタチが多くとられています ♪ ジャズに限らず歌とバンドの演奏とは基本的には別次元で進行しているといってよく、歌手は歌うとき以外は、前奏、間奏そしてエンディングの演奏をバンドに委ねて曲を聴衆に届ける…♪ カラオケ…の文化が、そのことをわかりやすく表していると思います ♪ それを超えていくような歌い手が、決して多くはないのですが…存在します ♪ 先ほどのAnita O’Day, Ella Fitzgerald, Sarah Vaughan, Dinah Washington さらに続く世代では Chaka Khan など…♪ そういった圧倒的な存在感を示すボーカルに対して、バンドは、その歌い手を主役と見立てて脇を支えながら、一体となって一緒によりよい演奏をめざしていく ♪ そんな〈歌〉と〈バンド〉のしあわせな関係に想いをはせながら、音楽をつくっていきたいと改めて思います ♪

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