Debussy ドビュッシー (Claude Debussy) は···近代フランス音楽、ひいてはその後の近代·現代の音楽全般に大きな影響を与えたエポックメイキングな作曲家です ♪ バレエ音楽にも使われた、有名な “ 牧神の午後への前奏曲 Prélude à l'après-midi d'un faune ” で奏でられるサウンドは…まさしく19世紀の音楽から20世紀の音楽への大きな扉を開きました ♪ 画期的なオペラ“ ペレアスとメリザンド Pelléas et Mélisande ” , 日本の版画からの影響が指摘される交響詩“ 海 La Mer ”, “ 映像 Images ” などに代表される数多くのピアノ作品など…現在でも世界中で彼の作品が演奏されない日はないと言っていいでしょう ♪ その存在がモダンジャズそのものとも言えるトランペッター…Miles Davis が Debussy のサウンドを研究して1960年頃以降にモード (Mode = 旋法)といわれる多様な音階を用いて演奏を展開したことは、あまりにも有名です ♪ 現在の音楽にとって、あまりに大きな存在であるDebussy については、また改めてお話しせざるを得ないと思いますので、今日は私の好きな…その中間色のようなサウンドで、のちの彼の作品の展開の予兆を感じさせる初期のオーケストラ曲 “ 選ばれた乙女 La Damoiselle élue ”をご紹介するのにとどめておきます ♪
ブラジルポピュラー音楽を代表するシンガーソングライター…Ivan Lins♪その代表曲 “ Começar De Novo (コメサー·ヂ·ノーヴォ…新しくはじめよう…) ”は、作者本人のバージョンはもちろん…さまざまなカバーバージョンが存在します♪ ハーモニカの名手 Toots Theielmans の アルバム『The Brasil Project』 の Ivan 本人も歌う美しいバージョンは広く聴かれています♪ 私のお気に入りは 女性歌手 Simone の アルバム 『Pedaços』 の冒頭を飾る…凛とした輝きを感じさせ堂々と歌いあげるバージョン♪