ハーモニー Harmony は〈和声〉などと訳されて…音楽の基本要素の1つとされています ♪ ハモる…という表現でも使われるように、一般的に複数の違う高さの音が調和している状態…と思われていることが多いですが、いわゆる不協和音を含んだ響きも合わせて、ある音楽の時間的な流れ全体のなかでの音の組み合わせのことだといえます ♪ これを縦に輪切りにして名前をつけたのが…いわゆる〈コード〉とも呼ばれるもので、多くのポピュラー音楽では、これとメロディーとを組み合わせたものが、すなわち〈曲〉…ということになっています ♪ ただ…その組み合わせの感覚は〈時=時代〉と、〈場所=国や地域〉…そして、〈人の好み〉によってさまざまなために、絶対的な基準はありません ♪ 自然科学が発展した西洋では、いわゆる倍音 = Overtone (1つの音を鳴らしたときにその上に自然に発生する音のこだまのようなもの…)を平面的に並べることで、12の半音からなる鍵盤を開発して、それが現代でも世界の標準の音のありようとして使われているのですが、それぞれの国や地方で古来から伝わる音楽などには、この西洋的な音の分類では捉えきれない音楽のありかたがたくさんあります ♪ 鍵盤やギターなどを使うような作曲編曲でも音の組み合わせかたは常に想像力、そして創意と工夫が必要で…音楽家は日々その感覚をみがいて演奏に臨んでいます ♪ ピアノやギターなど同じ1つの楽器で出す不協和音でも、違う楽器同士で合わせてみると不思議と調和する…ということも多く、演奏のたびに音の組み合わせの奥深さを感じさせられます ♪ それがまた…ものを作る醍醐味でもあるのですが…♪ (作曲編曲よもやま話シリーズ…)
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪