The Rolling Stones ローリング・ストーンズ …が真に偉大なロックンロールバンドであることついては、多くのことが語り尽くされていると思います ♪ 私にとっては80年代に入ってリリースされたアルバム『Tatto You 刺青の男』と、それにともなって行われた全米ツアー(映画『Let’s Spend The Night Together』としても公開された…)からリアルタイムでの体験が始まり、以来…R&Bにルーツを持ちつつ独自のサウンドを展開するバンドの姿をリスペクトしつづけています ♪ 波乱のキャリアのなかで幾度かのメンバーチェンジを経て、2000年代に入ってからもコンスタントに続くバンドのアンサンブルは、Mick Jaggar が語るとおり、行われるライブごとにそれまでで最高といえるパフォーマンスと音楽の深化を感じさせてくれます ♪ 2021年に惜しくも亡くなってしまったドラマーのCharlie Watts…彼の叩き出していたリズムが、バンドのオリジナリティーを大きく彩っていたことは間違いないことで、本当に残念でなりません ♪ すべてのレパートリーがロックミュージックのスタンダードとも言える多くの名曲のなかで…Rap= Hip Hopの先駆けのような Mick Jaggar のボーカルと、歳を重ねるたびに切れを増すような Keith Richards の鮮やかなギターサウンドにしびれさせられる “ Sympathy For The Devil 悪魔を憐れむ歌 ”が、やはり私のフェイバリットソングです ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪