Ravel (Maurice Ravel) ラヴェル は、私の大好きな作曲家で、フランス近代音楽の最高峰…孤高の存在といえる音楽家です ♪ “ 亡き王女のためのパヴァーヌ Pavane pour une infante défante ”, “ ボレロ Boléro ,  ダフニスとクロエ Daphenis et Chloé ” など…名曲に事欠きません ♪  以前にこのブログでも紹介したラヴェルの伝記映画といえる作品『ボレロ 永遠の旋律』のなかで、パリのサロンでの、まるで当たり前のことのようにヒロインが主人公とピアノ連弾曲 “ マ・メール・ロワ Ma Mère L’oye ” を連弾で弾くシーンがあって、当時(1910年代のいわゆるベルエポック期…)の、パリのサロンの成熟した文化レベルを垣間見た感じがしたのを思い出します ♪ Ravel は1925年に初演されたオペラ作品…『 子どもと魔法 L'enfant et les sortilège 』で、まるでその後のディズニー映画につながるような子どもの夢の世界も描いています ♪ Ravel の作品は好きなものばかりですが…あえて1つ選ぶとすると、オーケストラの美しい伴奏をしたがえて、めくるめくハーモニーを展開しつつ当時のヨーロッパのエキゾチックな憧憬を歌う歌曲 “ シェエラザード Shéhérazade ” …を紹介させてください ♪

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