リズム Rhythmの話は改めて…と以前に書いたので、どうお話ししようかと考えていて…あまりに大きなテーマなので、とにかくとっかかりだけでも、と割り切って…自由にお話しすることにします ♪ 〈リズム〉は、〈時間のアート Art = 芸術〉である音楽に〈いのち=生命〉を与える…もっとも大切な要素のひとつだと言えます♪ それをいちばん直接的に具体的に表現する印象を与えるのがドラムやパーカッションといった打楽器ですが、どんな楽器の演奏も、歌うことも…リズムを表現していることに変わりはありません ♪ 私はギター弾きなので、ギターのお話しをすると、よく…バンドでのアンサンブル=合奏の際に〈リードギター Lead Guitar 〉と〈リズムギター Rhythm Guitar 〉という役割分担をされることがあります ♪ The Beatles の George Harrison と John Lennon を、そのわかりやすい例としてあげることも多く、じっさい John Lennon がとても素晴らしいリズムギタリストであることは間違いありません ♪ どんな演奏であれ…そこからは必ず何らかのリズムを感じとることが出来ます ♪歌うこともふくめて、音を出すことそれ自体が、リズムを生み出していることだ…と言うこともできるでしょう ♪ 聴いていて快いリズムを感じられるということは、それが聴いていて快い演奏がされているということの証明になります ♪ リズムとは何か…という大変むずかしいおはなしはこのくらいにして、The Beatles の “ All My Loving ” での John Lennon の3連のリズムによる素晴らしいギターのカッディング Cutting をショーケースとしてご紹介して、今日のところは…この辺で ♪ (作曲編曲よもやま話…のシリーズに入れればいいのでしょうか…わかりませんが…♪ )
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪