George Benson ジョージ・ベンソン のライブアルバム『 Weekend In L.A. 』(1978)は私のもっとも愛するアルバムの1つです ♪ リズム、音色ともに優れたギタリストであり、歌い手であり、バンドリーダーでもある彼の魅力が最高のかたちで記録された作品です♪ このアルバムを聴くたびに、このときの Benson のバンドが本当に最高の状態にあったことを感じさせます ♪ ドラムの Harvey Maison のしなやかなドラミングが全編を彩り、ほかのメンバーそれぞれも抜群のセンスを感じさせるインタープレイを展開…レコード2枚分の内容をまったく飽きさせません ♪ このアルバムの中なかからはベストR&Bボーカルのグラミーを獲得する“ On Broardway ”のヒットが生まれています ♪ 初夏の爽やかにそよぐ風のようなサウンドから、ワクワクさせるような夜の都会のざわめき、そしてクールで、はりつめた空気をみなぎらせた明け方のハイウェイを感じさせるサウンドまで、心を揺さぶる Soul スピリットを伴ってバラエティ豊かに展開する極上の時間のなかで…私のお気に入りは、なんと言ってもやっぱり…その冒頭を飾るタイトルナンバー “ Weekend In L.A. メローなロスの週末 ” です ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪