Cello チェロ…はとても魅力にあふれた楽器です ♪ 西欧のクラシック音楽ではアンサンブルに欠かせない楽器といってよく、オーケストラ音楽においても、少人数による室内楽においても、サウンドのベースとなる中低音域を担います ♪ モダンジャズなどのドラムを伴った〈コンボ〉といわれるバンドサウンドではさらに低音域を出すコントラバス(=ウッドベース)がベースを担いますが、チェロはより小回りがきいて…男声の低音域=バスの音域からバリトンやテノールにあたる音域まで男声のすべての音域をカバーします ♪4本の弦なかの一番高い音の弦を弾くときの美しい音は、曲のメロディーを本当に魅力的に表現します ♪ オーケストラと演奏する『チェロ協奏曲』にかぎってみても、ハイドン Haydn 、シューマン Shumann、ドボルザーク Dovorak によるものから、その演奏技巧が飛躍的に発展して、チェロのための多くの曲が作曲されるようになった20世紀…1900年代に入ってからの近代フランスのミヨー Mihaud によるものまで、多くの作品が作曲され、さらにはクラシックのたくさんの室内楽の名曲の中でも美しいフレーズにこと欠きません ♪ 独奏曲として演奏されるものでは、バッハ Bach による『無伴奏チェロ組曲』は多くの名チェリストが演奏し、素晴らしい録音も多く残しています ♪ ボサノヴァ Bossa Nova の代表的な作曲家 Antonio Carlos Jobim のバンドに在籍していた Jaques Morelembaum ジャキス・モレレンバウム のチェロの演奏は、ボサノヴァにおけるチェロのサウンドのマスターピースにもなっています ♪ 私のオススメは…数々の名曲を、 Jaques のチェロをふくむ バンドで、たっぷりと聴くことのできるJobimのアルバム『Inedito(イネーヂト=未発表曲集)』です ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪