映画『 明日に向かって撃て! Butch Cassidy And Sundance Kid 』(1969年公開)は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード、そしてヒロインのキャサリン・ロス…3人の名優たちの素晴らしい演技とともに、記憶にも記録にも残るアメリカン・ニューシネマを代表する傑作ですが、今ひとつ…そのなかで、やはり記憶と記録に残る名曲といえるのが Burt Bacharach バート・バカラック作曲= Hal David ハル・デヴィッド作詞の挿入曲 “ Raindrops Keep Fallin' On My Head 雨にぬれても ” です ♪ 映画の切ない展開をも象徴するようなロマンティックな歌詞と、自転車を二人乗りするポール・ニューマンとキャサリン・ロスの…ミュージック・ビデオさながらのとても美しいシーンと相まって Burt Bacharach バート・バカラックの残した数多くの名曲のなかでも、ひときわ印象的な作品といえます ♪ 当初から歌手を誰にするかでは紆余曲折があったようですが、B.J.Thomas = BJ・トーマスの代表曲になったことはまぎれもない事実です ♪ そのシングル・レコードはアカデミー主題歌賞を獲得してゴールドディスクにもなりました ♪ ラジオなどでもよくかかって聞く機会も多い曲ですが、映画のなかでは…マーチングバンド風のインストルメンタルの演奏が付随していて、映画のシーンとのマッチングが素晴らしいことから、やっぱりこの曲を映画のなかで聴きたいと思って…つい初めから全部観てしまう、ということになってしまいます ♪ 魅力的なメロディーとコード展開、そしてフェードアウトの変拍子風のリフレインの洒脱さもふくめて、彼の作風のエッセンスがさりげなくつつみこまれた、Burt Bacharach バート・バカラックの代表作というのにふさわしい…名曲です ♪

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