大貫妙子さんの音楽のことは…以前にこのブログでもとりあげたことがあります ♪ 山下達郎さんと同じく、シュガー・ベイブ解散以降のソロ活動50周年を迎えられているわけですけれども、その人気の世界的なひろがりには本当に驚かされます ♪ 1980年代から彼女の素敵な音楽を聴いてきた私にとっては…とてもよろこばしいかぎりで、その作品をあらためて聴き直すたびにウキウキした気持ちになります ♪ 坂本龍一さんとのコラボレーションで全編を構成している1977年のアルバム『Sunshower』は昨今の City Pop ブームのなかでバイブル的な取り扱われかたをしていますし、その延長線上にあるとも言える YMO との華麗なタッグによる1980年の『Romantique』…その冒頭を飾る“ Carnaval ” のサウンドは時代を超えたエバーグリーンな魅力に満ちています ♪ 何ものにも形容しがたい…その美しい歌声に彩られて展開する魅惑的なコードプログレッションは、ほかのどんな音楽からも得られない…たしかなオリジナリティを感じさせてくれます ♪ そんな70's〜80'sの作品のなかで…1983年の『Signifie シニフィエ』は私の大好きなアルバム ♪ この頃の定番になっていた坂本龍一さん自身によるドラミングとアレンジによるヨーロピアンテイストの佳曲もふくまれた名作です ♪ 冒頭の “ 夏に恋する女たち ” から、終曲 “ エル・トゥルマニエ ” まで…いまも変わらず一気に聴いてしまいます… ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪