Chic シック(…シーク)は、Nile Rogers [Guitar] と Bernard Edwards [Bass] の2人を中心とした音楽ユニットであり、かつ音楽制作集団…♪ 1970年代から1980年代を経て1990年代にまたがる…いわゆる〈Disco ディスコ〉サウンドを象徴する存在です ♪ 私にとって、その彼らのサウンドにふれたのは1983年のアルバム『Believer』が最初でしたが、その後1stアルバム『 Dance, Dance, Dance 』(1977)から1992年の『 Chic-ism 』までの一連のアルバム作品たちと、プロデュースを担ったガールグループ Sister Sledge の同名のアルバム『 Sister Sledge 』や、Nile Rogers が、そのプロデュースによって世界的な大ヒットに導いた Madonna の“ Like A Virgin ”などのサウンドをとおして、自分にとってより身近な音楽となっていきました ♪ なんといっても Nile Rogers の切れ味のよいギターカッティング、ソリッドな Bernard Edwards のベースとの組み合わせから生み出される多彩なリズムパターンと、そこにスマートにくわわるヴォーカルの構成するサウンドは、アタマとココロとカラダをすべて同時に触発してくれる…最高のダンスミュージックです ♪ プロデュース作品など…彼らの関係するすべての作品にその素晴らしい音楽エッセンスが行きわたっているといえますが…私のここ最近のお気に入りは、彼らがSoul & R&B の Diva (ディーヴァ)… Diana Ross をプロデュースした1980年のアルバム『 Diana 』です ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪