日本のJazzシーンに本格的な 〈Reggae レゲエ〉のビートを導入した名ドラマーでバンドリーダーの古澤良治郎さんが亡くなって、はや14年以上も経ちます ♪ 1960年代から始まったその長いキャリアでの多くの名プレーヤー、歌手との共演のなかで…1970年代の後半から1980年代にかけて、ひときわ大きなコラボレーションとなった、アメリカのバンド The War のハーモニカプレーヤー Lee Oskar リー・オスカーとのアルバム『あのころ』(1981)、『Friendly(1982)では、その素晴らしいバンドのグルーブを展開して、1983年のアルバム『たまには』に、その大きな音楽の果実を実らせます ♪ 当時、私のギターの師匠がそのバンドに在籍していたことから、毎晩のようにその演奏…〈良治郎バンド〉の素晴らしいライブのサウンドにふれられたことは、自分にとってこのうえない財産です ♪ 私にとってベースプレイの教科書となっている、やはり亡くなってしまったベーシスト川端民生さんと生み出されるドラムとベースのサウンドは…今でも至高の演奏として記憶の中心にありつづけています ♪ 全曲必聴…とくにオリジナルLPレコードB面 “ Dancing , “ Paek Wind , “ Moonlight Slumber ” の3曲を貫く〈大きな〉ビートとグルーブは…世界の音楽のなかでの貴重な遺産です ♪ 〈リズム Rhythm〉、〈ビート Beat〉、〈グルーブ Groove〉…音楽の時間軸にヒントを得たいときにかならずといっていいほどくりかえして聴いている、私にとってかけがえのないアルバム『たまには』…です ♪

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