その日の体調が生活のなかに何かと影響するように、音楽においても、体調は…演奏に如実に関係します ♪ まず音の高さについての音程の感覚…これが、例えば気圧の低い日や、気の上がらない体調の日だと、だいたいにおいて低めに感じられたり、拍=Beat の長さについての〈テンポ=Tempo〉の感覚も…概ね遅く感じられたりします ♪ 音程を合わせるチューナー= Tuner や、テンポを提示するメトロノーム=Metronome といった機械が精確なものとして電子化されて久しいですから、まずはそれらの文明の利器を活用して、正確さを図るところから音楽の準備をはじめるのは、ですから…とても大事なことだといえます ♪ そのうえで、こんどは実際の演奏において…音楽的な理由から時間=Tempo が伸び縮みしたり、音程が高め、あるいは低めになったりすることがあります ♪ こういったことは基本的には、いつも起こっているといってよく、音楽の現場では、日々そういった、ある意味…人間的な〈ズレ〉の感覚に対応しながら、よりよいものをめざして演奏にあたっています ♪ 曲によって、そしてそれを演奏する人によって、そういったもろもろの〈ズレ〉は限りないパターンで起こりうるもので、それがその音楽をより味わい深いものにすることも多くあります ♪ 実際の合奏=アンサンブル Ensemble においては、それがほとんど押し合いへし合いに近い音のやりとりになることもしばしばで、実際…体の血の流れが逆流するような感覚になることもあるほどです ♪ そういった大変な印象が残った演奏ほど、好評だったり、録音を聞き返したときに〈いい〉と感じられたりすることも多いので…とても不思議です ♪ とにもかくにも…正確さを十二分に追求しながら、本番では自分の感覚を信じてよりよいアンサンブル Ensemble による、いい演奏をめざす…という、至極あたりまえの結論に至ってしまいます ♪(あまりに…とりとめのない話シリーズ)
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪