夏の気温が、近ごろもう耐えられないほど暑くなるようになって久しい気がしますけれども…夏のボサ・ノヴァ Bossa Nova を代表する名曲が “ Summer Samba ( Samba de verão サンバ·ヂ·ヴェラァオン) ”です ♪ この曲を作った Marcos Valli マルコス·ヴァーリは…誰よりもボサ・ノヴァらしい、たくさんの名曲を作ったシンガーソングライターのレジェンドとしてブラジルでも高い人気と評価を得ています ♪ ボサ・ノヴァ·インストゥルメンタルのパイオニア…Walter Wanderley ワルター·ワンダレーがアメリカのマーケットでこの曲をヒットさせてから…Marcos の歌う英語のバージョンも世界的にヒットすることになりました ♪ もとの歌詞では夏の暑さのように心が熱くなっている…という恋の歌で、夏のことを歌った歌ではないのですが、夏が来るとこの歌が自然に聴かれるようになるのは人情というものです ♪ ちなみに Marcos の作品のなかでブラジルでもっとも人気のあるのは…同じくセカンドアルバム 『 O Compositor e Cantor シンガーソングライター』にも収められている“ Preciso Aprender A Ser Só プレシゾ·アプレンデ·ア·セール·ソー( ひとりでいることを学ばなくては…の意 = 英語版は〈 If You Went Away 〉)だというのも、ボサ・ノヴァ Bossa Nova がブラジルでシリアスな音楽としても受けとめられているのを感じる意外な事実です ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪