ボサ・ノヴァ Bossa Nova を代表する作詞家 ヴィニシウス·ジ·モライス VinicÍus de Moraes の戯曲による舞台作品…『オルフェウ·ダ·コンセイサァオン Orfeu da Conceição (受胎告知の聖母のオルフェ)』は映画『黒いオルフェ Orfeu Negro』のモチーフになった…歴史的にもとても大切な作品です♪ 映画とは若干異なる内容で展開するお芝居の台本には、けれども…このギリシャ神話をブラジルのリオデジャネイロに舞台を移した、オルフェとユリディスの悲しい恋の物語の本質が…詩情豊かに描き出されています♪ そして…このお芝居から、まさにこのあと始まるボサ・ノヴァ Bossa Nova の時代を予告するように、スタンダードとなる挿入歌…作曲家 Antonio Carlos Jobim による “ Lamento no Morro (丘の哀しみ) ”. “ Se Todos Fossem Iguis A Você (すべての人が君と同じだったら) ”などが生まれています ♪ オルフェの弾く竪琴(たてごと)はボサ・ノヴァ Bossa Nova のシンボルともいえる楽器…〈ギター Violão(ヴィオラォン)〉に持ちかえられて、その後に大きな展開をみせるブラジルポピュラー音楽の胎動期を感じさせます ♪ ぜひ…このお芝居の日本で上演される日を、心から楽しみに待ちたいと思います ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪