ボサ・ノヴァ Bossa Nova を代表する作詞家 ヴィニシウス·ジ·モライス VinicÍus de Moraes の戯曲による舞台作品…『オルフェウ·ダ·コンセイサァオン Orfeu da Conceição (受胎告知の聖母のオルフェ)』は映画『黒いオルフェ Orfeu Negro』のモチーフになった…歴史的にもとても大切な作品です♪ 映画とは若干異なる内容で展開するお芝居の台本には、けれども…このギリシャ神話をブラジルのリオデジャネイロに舞台を移した、オルフェとユリディスの悲しい恋の物語の本質が…詩情豊かに描き出されています♪ そして…このお芝居から、まさにこのあと始まるボサ・ノヴァ Bossa Nova の時代を予告するように、スタンダードとなる挿入歌…作曲家 Antonio Carlos Jobim による “ Lamento no Morro (丘の哀しみ) ”. “ Se Todos Fossem Iguis A Você (すべての人が君と同じだったら) ”などが生まれています ♪ オルフェの弾く竪琴(たてごと)はボサ・ノヴァ Bossa Nova のシンボルともいえる楽器…〈ギター Violão(ヴィオラォン)〉に持ちかえられて、その後に大きな展開をみせるブラジルポピュラー音楽の胎動期を感じさせます ♪ ぜひ…このお芝居の日本で上演される日を、心から楽しみに待ちたいと思います ♪

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