Smokey Robinson スモーキー·ロビンソンのライブを体験したのは…1988年、Top 10 ヒット曲 “Just To See Her ” をしたがえての横浜での公演で、3列目のかぶりつき…何度か御大と目が合った気がします ♪ いままで見てきた数多くのライブのなかでも忘れられない…まちがいなく Best3 に入る素晴らしいライブで、彼のその〈力強い〉ファルセットボーカルとともに、帯同していた彼の音楽パートナーとしてのギタリスト Marvin Tarplin の極上のギタープレイもいっぱいに堪能しました ♪ The Miracles 時代のヒットスタンダード…“ Ooo Baby Baby ”, “ The Tracks Of My Tears ” をはじめ、ソロとしての代表曲 “ Quiet Storm ”,“ Crusin' ”, “ Being With You ” など…名曲のオンパレードでした ♪ The Temptations の “ My Girl ” 、そして The Beatles のレパートリーとしてもスタンダードとなっている “ You've Realy Got A Hold On Me ” などを書いていることでも知られる傑出したソングライターとして名高い Smokey ですけれども、1980年代以降は自分以外の作家の佳曲を柔軟にとりあげる姿勢も目立ちます ♪ さきに挙げた “ Just To See Her ” もそんな1曲です♪ 私がとりわけ愛してやまないのは、アルバム『 Essar 』(1984) の最後に収録されている、やはり自分以外の作家による作品 “ Drivin' Thru Life In The Fast Lane ” …♪ まさに80'sを感じさせるシャッフルビートの疾走感のあるサウンド展開です ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪