SANTANA サンタナは…リーダーの Carlos Santana の名をとった、ラテンロックの始祖といえるバンドです ♪ 今さら説明の必要もないほど、すべてのアルバムは…その中南米音楽のエッセンスをたたえたサウンドでアメリカンロックの歴史を今にいたるまで華麗に彩っています ♪ リーダー… Carlos のメロディアスで美しいそのエレキギターの音色とオリジナリティーあふれるチョーキングを聴かせるフレーズは…歌ごころを十二分にかもし出しながら、キャリアをとおして聴くものの胸の奥の琴線をふるわせます♪バンドとして、その存在を大きく知らしめた…かの1969年の〈ウッドストック〉のロックフェスティバルでのパフォーマンスにはじまり、その後ロックバンド〈 Journey 〉のオリジナルメンバーとして独立する Neal Schon や Gregg Rolie といった優れたミュージシャンたちを輩出するロックスクールとしての存在であったことも見逃せない事実です ♪ リアルタイムで聴いた1981年の『 Zebop 』や、20世紀の最後に大ヒットして多くの部門のグラミーも獲得した『 Supernatural 』などは…今も繰り返し聴くことの多い大好きなアルバムです ♪ Carlos Santana がゲストプレイヤーとしてジャズフュージョンの名グループ Weather Report の最後のスタジオアルバム『This Is This 』(1986) に参加したナンバー “ Man With Copper Fingers ” での最高としか言いようのないギターサウンドも…変わらず愛してやみません ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪