“ パッヘルベルのカノン ” は…西欧クラシック音楽のポピュラーな名曲のなかでも一番古い時代に書かれた作品のひとつです ♪ 原曲ではニ長調のメロディ… 旋律が〈順次進行 Conjunct Motion ( = となりの音に順番に進んで動いていくこと…)〉して繰り返していくハーモニーの構造は、その後の多くの音楽作品の…いわゆる〈ひな型 Template 〉 としての役割を担っていきました ♪ ロックミュージックをふくめたポピュラー音楽のフィールドでも…そのサウンドの構造を土台に多くの曲が作られているのがわかります ♪ 日本において身近なのは…その曲の一部がそのまま使われている山下達郎さんの “ クリスマス·イブ ” でしょうか ♪ ところで、この“ パッヘルベルのカノン ” という曲…全曲をとおして聴いてみると、ピアノの白鍵で弾くドレミファソラシの音の関係のなかに、時折〈シ♭(シの半音下にあたる黒鍵の位置)〉の音が混じってくるのが聴こえます ♪ これは、その後の時代の整然とした音階で作られた音楽に慣れた耳には、とても 不思議な響きに感じられます ♪ この〈シ♭〉にあたる音が使われることに…以前このブログでも何回かふれた〈自然倍音列による音階〉との関係を想像してしまいます ♪ そのサウンドはいわゆる〈 Blues ブルース〉のような響きにも感じられて、人間の共通の自然な感覚にもとづいて曲がつくられることのひとつのわかりやすい例のように思えてしまうのです ♪ 〈白鍵のシ〉か〈黒鍵のシ〉か …ここに音楽と人間の不思議な関係の歴史が垣間見える気がします ♪ (かなり…とりとめのない話シリーズ…♪)

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