Sonny Rolins ソニー・ロリンズ は John Coltraneと双璧をなすモダンジャズのテナーサックス奏者…ジャズ・ジャイアンツの1人です ♪ まさに豪放というのがふさわしい音色は、ときに静寂をともなう繊細な弱音(じゃくおん)をも伴って…聞き手のこころに深く響き入ってきます ♪ サックスが Jazz において象徴的な楽器であるのとほとんど同じように、彼は、Jazz における象徴的な存在だと言えます ♪ 録音された名演奏は数知れず…なかでもやはり1956年のアルバム『 Saxophone Colossus 』での演奏は、語り尽くされていることですが…全編白眉の内容です ♪ このアルバムでの彼のアドリブソロを聴いていると、ときに「このソロは、終わらないんじゃないか…」と思わされるほど、神がかった集中力とエネルギーをその演奏から感じることがあります ♪ ジャズインストルメンタルのスタンダードとなっている自作の“ St. Thomas ”, Kurt Weill クルト・ワイルの『三文オペラ』 の中心となる歌曲である“ Moritat ”, スタンダードジャズソングの“ You Don’t Know What Love Is (恋の味をご存知ないのね) ”…名曲をとおして充実したアンサンブルを保ちながら、素晴らしいアドリブソロが展開される、まさに Jazz の真髄を感じることができる名アルバムのなかで、いまご紹介しなかった残りの2曲…“ Strode Rode ”, “ Blue Seven ”も、私にとって大好きなナンバーです ♪ 結局…多くのジャズの名アルバムがそうであるように、冒頭の1曲目からアルバム最後の曲まで…とおして楽しんで聴いてしまうことになる、名作中の名作です ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪