山下達郎…さんは私にとって青春のアイドルのような存在です ♪ 最初のブレイクスルーとなった“ Ride On Time ”は当時の中心的な音楽メディアになりつつあったカセットテープのCMソングで本人も画面に登場…こちらを指で狙い撃ちするポーズをブラウン管越しにリアルタイムで何度も見かけていました ♪ 中学生の頃にアルバム“ For You” を聴き、そのコーラスをもふくめたサウンドの質の高さに驚かされて…以来ずっと自分にとっての大きな研究の対象です ♪ 1982年の秋から行われたライブツアーの初日を友人と聴きに行き、こんどはそのライブパフォーマンスの素晴らしさに圧倒されます ♪ 亡くなられた名ドラマー…青山純さんと、同じく名ベーシスト…伊藤広規さんが織りなす大きなビートのうねりに乗って、ギターでリズムを切りながら歌う達郎さんのヴォーカルとともに押し寄せる波のような…そして緻密なバンドサウンドは今までに体験したことのない音楽のイメージを私のこころに湧き起こしました ♪ 3時間に及ぶコンサートは音楽的な高い密度で、あっという間に終わってしまうように感じられ、リリースされる新しい曲は文字どおり最新の技術を駆使して録音された素晴らしい音質で日本のポピュラー音楽シーンをリードするサウンド…♪ 1983年のアルバム『 Melodies 』からは発表から4年後のCM使用をきっかけに “ クリスマス・イブ ” がヒットして、そののちスタンダード・ナンバーになります ♪ つづれ織りのような1人多重録音の華麗なコーラスサウンドも…研究に値する大きな魅力です ♪ 私の個人的な嗜好をお話しすると、達郎さんの最初のバンドである Sugar Babe のアルバム『 Songs 』、そしてソロとなってからの第2作『 Spacy 』が、なかでももっとも好きなサウンドです ♪ 変わらずつづく素晴らしいライブや…同じように新曲をとおして今も届けられる、その優れた音楽をいつもワクワクしながら待っている…変わらない自分がいます ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪