抽象芸術 L'art abstrait ( ラール·アブストレ[フランス語 ])… は美術の分野で主に用いられることの多い言葉で、具体的 = concrète ( コンクレート [フランス語] ) な〈もの〉ではなくで、形や線や色から〈思考〉や〈概念〉そのもの、ひいては〈感情〉までをも直感的に喚起する…といった、20世紀以降の現代に大きな潮流をなした芸術思潮です ♪ カンディンスキーやモンドリアンといった現代画家の作品が有名ですけれども…同じく、スイスの画家…パウル·クレー(1879-1940) の多くの作品もその抽象性において高く評価されています ♪ 音楽ノート…であるこのブログで画家の クレー をとりあげるのは、同時に彼が…バッハをはじめとするクラシック音楽にとどまらず、当時のもっとも先進的な作品も演奏する優れたバイオリン奏者でもあったと伝えられていることが…その理由です ♪ それまで…つまり20世紀になるまで、具象を描くことが中心になっていた美術とは異なり、はじめから本質的に〈抽象的〉 な芸術だと言える音楽では20世紀以降に、〈具体音〉を用いた作品… La musique concrète = ラ·ミュージック·コンクレート( 現在のサンプリング·ミュージックにつながる…) が逆に〈新しい〉ものとして登場してきます ♪ 「見えないものを見えるようにする」という画家クレーの考えは、その作品がとても〈音楽的〉だと言われるように…〈音楽の抽象性〉と深く結びついていることを感じさせます ♪ 現代芸術の夜明け…20世紀初めの西欧では、そんなふうに美術と音楽が互いに干渉する波のように影響しあって〈新しい作品〉をつくりだしていたのです ♪ ( バッハ と クレー をこよなく愛した彫刻家 GN 氏に捧ぐ…♪)

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