Sonny Rollins ソニー・ロリンズの訃報が届きました…♪ このブログでも以前にとりあげていますけれども、モダンジャズの歴史を象徴するレジェンド…偉大なテナーサックス奏者でした ♪ アルバム『Saxophone Colossus』(1956) や『The Bridge』(1962) などのスタジオセッションによる名作にくわえて、ジャズクラブ…Village Vangaurd ヴィレッジ·ヴァンガードでのライブなど、ジャズの真髄を聴かせてくれるプレイはその素晴らしい録音のなかで永遠です ♪ 豪放なブローイングが特徴といわれるその演奏は…実際、同時にとても精緻な感覚でえらびとられている音によるもので、ほんとうの意味で音楽的なジャズプレーヤーだったのだとあらためて気づかされます ♪ ジャズシーンがクロスオーバー、フュージョンといったカテゴリーに変遷していくなかでも…そのときどきでの最良のサウンドを追求する姿勢は、今も変わらぬリスペクトの対象です ♪ 1953年から1954年にかけて Thelonious Monk セロニアス·モンクとの共演によって録音されたアルバム『Thelonious Monk And Sonny Rollins』での演奏は、その精緻な感覚にもとづいたアドリブプレイを存分に感じさせてくれます ♪ 収録されている Monk の名曲 “ Friday The 13th ” での共演は…かけがえのない音楽の遺産と言えます ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪