Weather Report はジャズ·フュージョンのミュージックシーンにおいてもっとも重要なグループのひとつですけれども…そのサウンドは1971年の1stアルバム『 Weather Report 』から1986年の実質的に最後のアルバム『 This Is This 』まで…時代とともに変遷を重ねていきました ♪ 私がこの Weather Report をリアルタイムで聴いていたころ…ドラマーは名手 Omar Hakim で、同じく名手のベーシスト Victor Bailey と、パーカショニストをくわえた3人でリズムを担っていました ♪ ときに〈ドラマー〉は…十数年にわたって、その音楽シーンの時代をつくる存在となります ♪ Omar Hakim は1970年代後期から1990年代…そして現在にいたるまで…その特徴あるシャープなドラムサウンドで一時代を築き上げています ♪ スマートで素晴らしいプレイを展開する Weather Report での4枚にわたるアルバムとライブ、Miles Davis とのレアな共演、Sting や Madonna といったポップ·ロックのフィールドでのプレイなど…チップのついたスティックでの、そのキメの細かいドラムサウンドには、いまも変わらず魅了されます ♪ 彼のように時代を築いたドラマーと言えるのは…たとえば、ここ数十年のブラジルポピュラー音楽では…Tom Jobim のグループを支えた Paulo Braga, Djavan のリズムと共振し、Ivan Lins のバンドでいまも現役で活躍する Teo Lima といった人たちでしょうか…♪
ブラジルポピュラー音楽を代表するシンガーソングライター…Ivan Lins♪その代表曲 “ Começar De Novo (コメサー·ヂ·ノーヴォ…新しくはじめよう…) ”は、作者本人のバージョンはもちろん…さまざまなカバーバージョンが存在します♪ ハーモニカの名手 Toots Theielmans の アルバム『The Brasil Project』 の Ivan 本人も歌う美しいバージョンは広く聴かれています♪ 私のお気に入りは 女性歌手 Simone の アルバム 『Pedaços』 の冒頭を飾る…凛とした輝きを感じさせ堂々と歌いあげるバージョン♪