聴こえてくる音楽のハーモニー…そのいちばん高い音(あるいは、いちばん低い音や中間の内声の音のこともあります…)を横につなげたものが一般に〈メロディー〉と言われます ♪ 作曲の研究を集中的にしていた10代〜20代の頃…当時の恩師が「メロディーは作るものではなく、自然に出来てくるものだ…」と話されたことを時折、思い出し…その深い意味に思いをはせています ♪ 以前…このブログにも記しましたけれども、この〈メロディー = 旋律〉というのは本当にミステリアスなシロモノで、作ろうと思ってすぐ出来るものではないし、かといって自然に出来てくるもの…とも言い切れません ♪ 〈ハーモニー〉(音楽の時間的な流れのなかの音の組み合わせ)…が形作られるとき、たしかにそのひとつの声部の音をつなぎ合わせると〈メロディー = 旋律〉が出来ることはひとつの事実ですけれども、かならず決まった法則のようなものがあるわけではありません ♪ 〈音〉というものは次に…基本的にどこにでも動くことが出来るもので、その動くさきはそれに携わるものしだい…で決まります ♪ 以前にも書いたことですけれども、そうして出来てきた〈メロディー〉が〈いい〉と感じられるか…それを聴くものの〈こころ〉が、結局は大切だという…ことになる気がします♪(まったくもって、とりとめのない話シリーズ…♪ )
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪