Jim Hall ジム·ホールのギターサウンドには、今も解けない謎のような…不思議な魅力があります ♪ そのキャリアをとおして感じられる〈枯れた〉音色のイメージ…そして知的な即興性を感じさせるフレージング…♪ 多くのジャズギタリストが深く影響を受けているであろう…そのプレイは、つねに新しい音の探求を感じさせる新鮮な印象に満ちています ♪ ほとんどの録音はすべて名演奏で彩られていますけれども…とりわけ素晴らしいのは、テナーサックスの巨人、Sonny Rollins のスランプからの復活をサポートした名作アルバム『 The Bridge 』(1962)でのピアノレス…ギターのみで和音を構成するサウンド展開です ♪ 切れ味抜群のリズム、温かくやわらかい音色に十二分に込められた溢れるような音楽的なアイデア…冒頭のスタンダード名曲 “ Without A Song ” から終曲 “ You Do Something To Me ”まで一気に聴いてしまいます♪ ジャズギターの教科書的な演奏というにはあまりにも音楽的な…そのクリエイティブなプレイは不朽の価値があふれています ♪ 名ピアニスト Bill Evans との Duo での録音『 Undercurrent 』『 Intermoduration 』…これら2つのアルバムも、いつまでも聴き継がれるであろう、ぜひ聴いてみていただきたい永遠のマスターピースです ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪