Gil Evans ギル·エヴァンズ…はジャズの最高のアレンジャー、そしてバンドリーダーの1人として、不朽の存在です ♪ 私自身…Miles Davis や Weather Report などと並んで、その録音をもっとも繰り返し傾聴している音楽家と言えます ♪ その音楽は1970年代までの精緻を極めたものから、1988年に亡くなるまでの…晩年の、より即興に重きをおいたものへと変遷を遂げていきますけれども、フレンチホルンを加えるなどのユニークなホーンアンサンブルと、ジャズの本質をふまえた…メンバーの主体的な即興性と溢れるスイング感は一貫しています ♪ Miles Davis との生涯にわたるコラボレーション Collaboration からアルバム『 Miles Ahead 』,『 Porgy And Bess 』,『 Sketches Of Spain 』などの名作が生まれ、ジャズオーケストラサウンドの教科書として聞き継がれていますし、自身の組織するオーケストラも…その創造的なアンサンブルによって、もっとも理想的なジャズサウンドの姿を描き出しています ♪ すべての録音が必聴と言えますけれども…私からは、自分が10代の頃から変わらず聴き続けている…1980年代の〈The Monday Night Orchestra 〉の録音から『Live At Sweet Basil Vol.2 』の疾走する “ Gone ” の素晴らしい演奏をご紹介しておきます ♪ Gil Evans については…折々で、またこれからも…ふれることになると思います ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪