友情について歌った曲は数多くありますけれども、名曲が多いです ♪ ぱっと思い浮かぶだけでも Carole King の名作アルバム『Tapestry つづれおり 』に収録の、彼女の代表曲のひとつ“ You’ve Got A Friend ”(これは Roberta Flack と Donny Hathaway の素晴らしいデュエットのバージョンでも知られています ♪)、その歌にインスパイアされた映画もヒットした Ben E. King の“ Stand By Me ”、Michael Jackson の Jackson 5 時代のヒット曲 “I’ll Be There ”、そしてThe Beatles の “ With A Little Help From My Friend ” など…♪ どれもユニークなコード進行に彩られていて記憶に残ります ♪ 私の世代感で、さらに加えたい1曲は Burt Bacharach バート・バカラックが作曲してプロデューサーとしても名をつらねた1985年のヒット曲 “ That’s What Friends Are For 愛のハーモニー ” ♪ Dionne Warwick, Stevie Wonder, Elton John, Gladys Knight の共演でも話題になり、グラミーの最優秀作曲賞も受賞しました ♪ Michael Jackson にも提供曲がある名作詞家・ソングライターの Carole Bayer Sager による素敵な歌詞が Stevie Wonder の素晴らしいハーモニカの演奏に導かれて歌われる、その美しいメロディーとサウンドには…いつ聴いても胸を熱くさせられます ♪ ずっと以前になくしてしまっていた…その曲の収録されているLPレコードのアルバムを、先日…ふとのぞいた中古レコード店でみつけることができたのは…とてもうれしい出来事でした ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪