〈ナベサダ〉の愛称で知られている Sadao Watanabe 渡辺貞夫さんは…言わずと知れた日本を代表するジャズミュージシャン=アルトサックス奏者で、作曲家、バンドリーダーとしても至高の存在です ♪ 92歳になられた現在でも精力的にライブコンサートを行われている姿は驚異的で、変わらない素晴らしいそのあたたかい音色とフレーズはいつも私の音楽への気持ちを高めてくれるのと同時に…ときに優しく癒やしてくれます ♪ その素晴らしい音楽には…日々のご自分への研鑽といい音楽を追究される厳しい姿勢が感じられて、いつも私自身の音楽への取り組みかたのお手本になっています ♪ 70年以上におよぶ演奏活動のなかで、私が貞夫さんの音楽に最初にふれたのは有名なTVコマーシャルで出演もされた “ California Shower ”, “ Nice Shot ”といったフュージョンサウンドの時代からでしたけれども、それからさかのぼって名作アルバム『 My Dear Life 』や1970年代前半の当時の最新サウンドであるアフリカ指向のクロスオーバー=フュージョンのサウンドを聴いてジャズフュージョンの歴史を辿らせてもらったことは、いまの私の音楽にとって変わらない礎 ベース…になっています ♪ いちばん好きなアルバムは何かと聴かれると変わらずいまも素直に…1983年に初めて全米ジャズチャートで1位を獲得した、パーカッション奏者の名プロデューサー Ralph MacDonald ラルフ・マクドナルド制作の名作『 Fill Up The Night 』…と、こたえます ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪