Dave Grusin デイヴ·グルーシン…は私の最もリスペクトするキーボーディスト、そしてサウンドプロデューサーの1人です ♪ 日本においては渡辺貞夫さんの…『 My Dear Life 』(1977), 『 California Shower 』(1978) などの一連のヒットアルバムでのコラボレーションが特に知られていますけれども、GRPレコードでの数々のプロデュース作品や映画音楽の作曲家としても多くの作品を残しているトータルな音楽家です ♪ Quincy Jones の1970年代におけるスタジオ録音作品…『 You've Got A Bad Girl 』 (1973), 『 Body Heat』(1974), 『 Mellow Madness』(1975)…においてのフェンダーローズピアノを駆使したキーボードプレイはそのどれもが、その時代のジャズフュージョンサウンドを象徴するものです ♪ 1985年の Lee Ritner とのコラボレーションアルバム『 Harlequin ハーレクイン』では、ブラジルを代表するシンガーソングライター Ivan Lins の作品を取り上げて紹介し、その素晴らしい音楽を世界に広く知らしめました ♪ 私の個人的に一番繰り返し愛聴している、1990年代においてのジャズスピリットを素晴らしいサウンドリーディングで存分に展開する2つのアルバム、George Gershwin の作品集『 The Gershwin Connection 』(1991), Duke Ellington のスタンダードを集めた『 Hommage To Duke 』(1993) も…ぜひ聴いてみていただきたいオススメの作品です ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪