Stevie Wonder の1979年のアルバム『 Journey Throuh The Secret Life Of Plants 』は、彼が初めての映画のサウンドトラックとして手がけた異色の作品で、その…〈植物の生態〉をテーマとしたドキュメンタリーに沿った内容のLPレコード2枚組におよぶ曲には、通常のアルバム作品には見られない実験的な曲の数々がちりばめられています ♪ 諸般の事情で映画が広く公開されず、このサウンドトラックアルバムだけが発表されることとなったのですけれども… Stevie の操るさまざまなシンセサイザーを駆使したナンバーは音楽だけでも十二分にそのテーマ、植物の生態の秘密についての想像をかきたてるサウンドコラージュとなっています ♪ その後になっても代表的な作品としてベストアルバムにもとりあげられる “ Send Her Your Love 愛を贈れば ” や、日本においても西城秀樹さんによるカバーバージョンがヒットした “ Ai No Sono 愛の園 ” など…ポップな佳曲も配しながらインストルメンタル音楽により比重を置いた、とても音楽的に楽しめる作品集となっています ♪ 全編をとおして聴いてみればタイトル曲と言えるバラード… “ The Secret Life Of Plants ” における素晴らしいボーカルや、16ビートの速いテンポに乗せて種子の生命力を表現する“ Race Babblig ” での描写の手法など聴きどころに事欠きません ♪ 私の一番好きなナンバーは Stevie ならではのブラジリアンテイストのスローサンバとも言える “ Power Flower ” …その夢見るような歌詞とサウンドです ♪

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