Airplay エア·プレイ…は キーボーディストの David Foster デビッド·フォスターと ギタリストの Jay Graydon ジェイ·グレイドンを中心としたグループユニットで1980年にリリースされた唯一のアルバム『Airplay』は現在でも高く評価されている名作です ♪ ここにはEarth Wind & Fire に提供されたスタンダード名曲 “ After Love Is Gone ” や、Manhattan Transfer に提供された “ Nothin' You Can Do About It ” がセルフカバーされ、その他の佳曲とともに全編をとおしてアメリカ西海岸の爽やかなロックサウンドのポップなショーケースとなっています ♪ 2000年代にいたるまで大ヒット曲を数多く手がける David Foster の言わずと知れたソングライティングの輝きと、1970年代から1980年代にかけての SteelyDan や前述の Manhattan Transfer のポップロックにつながる Jay Graydon のよく歌うギターを軸にしたサウンドセンスを十二分に味わうことができます ♪ アルバムの録音は Toto の主要メンバー… Jeff Porcaro(Ds), David Hungate(Bass), Steve Porcaro(Key). Steve Lukather(Gt) らのリズムに加え、Quincy Jones のホーンサウンドを多く担った Jerry Hey (Tp & Flug Horn)がリードするホーンアンサンブルを配したゴージャスな布陣で行われていて、ポップで緻密な…サウンドタペストリーと言えるものに仕上げられています ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪