大滝詠一さんのアルバム『NIAGARA CALENDAR ナイアガラ·カレンダー』(1977)は…年末年始には特に聴きたくなります ♪ 代表作『A LONG VACATION ア·ロング·バケーション』に先立つ作品で、その大傑作のひな型にも感じられる…12ヶ月の月それぞれの歌をちりばめたバラエティに富んだ構成は、お正月の“ Rock'n Roll お年玉 ” から12月の “ クリスマス音頭 ” まで…いっきに聴いてしまいます ♪ 大滝さんの素晴らしいボーカルによって折々にちりばめられた〈ノベルティソング〉とも言われるコミカルな作品たちも、じつはシリアスで実験的…そこにはユニークな哲学≒ポリシーが感じられ、なんど繰り返し聴いても飽きさせません ♪ 伝説の〈福生45スタジオ〉に集結した最高のミュージシャンたちの素晴らしいプレイにも…いつもこころおどらされます ♪ 私自身の個人的な嗜好では、3月の“ お花見メレンゲ ”、 6月の“ 青空のように ” で展開される…楽しいポップサウンドが、とても素敵です ♪
ユーミン…松任谷由実さんが日本最高のシンガーソングライターの1人であることは間違いのないことだと思います♪荒井由実の名でのアルバム『ひこうき雲』から現在に至るまで日本の最良のポップミュージックを生み出し続けています♪私自身…初めて 1980年に 買ったポップミュージックのLPレコード ( 当時は Vinyl 盤のレコードかカセットでしか買えない… ) が ユーミンの 『 Surf & Snow 』でした♪それから現在まで46年…新しい作品が出るたびに聴くことを続けていますが、由実さんの作家の作品として聴かせてもらう側面と、プロデューサー…松任谷正隆さんのサウンド作りを 聴かせて もらう2つの側面を通して今もずっと研究の対象です♪松任谷由実…を、夫婦で営む、服飾においての Dior や CHANEL のような1つのブランドとして見ることもできると思います♪正隆氏のサンバ好きは以前からよく言われている話で、ユーミンの曲にはボサノバやサンバのビートに通じるテイストのものがいくつかあります♪、“曇り空” “私なしでも” “丘の上の光” “ September Blue Moon ” など…♪あの有名な “あの日に帰りたい” も日本製のボサノバのサウンドといえますよね…♪私が個人的に傑作だと思うのは 1979年の アルバム『悲しいほどお天気』で、その全体をセピアのような不思議な色合いで 彩っている、中間色のような…なめらかなサウンドです♪