アルト・サックス奏者…Art Pepper アート・ペッパーは、日本でとても人気の高いジャズマンとして知られています ♪ 1940年代のビッグバンド全盛の時代から活躍をしている白人ジャズプレーヤーの草分けで、1982年に亡くなるまで、麻薬中毒に苦しみながらも素晴らしい演奏を展開しつづけました ♪ 1950年代から優れたアルバムを多く残していますけれども、私自身にとって…1982年リリースの、カリフォルニアでの晩年のライブアルバム『Road game ロード・ゲーム』は、とりわけ好きな作品です ♪ 冒頭のタイトル曲であるオリジナルブルースに始まり、3拍子で展開する2曲目の “ Road Walz ” でのブルージーなフレージングは…ジャズが肌の色に関係なく素晴らしいプレイを展開できることを証明してみせてくれます ♪ オリジナルLPレコードのB面…クラリネットでの軽やかなインプロヴィゼーションを聴かせるスタンダード “ When You’re Smiling ” につづいて、12分におよぶ入魂のブローイングをくりひろげる “ Everything Happens To Me ” の演奏には…なんど聴いても胸を熱くさせられます ♪ それから1年経たないのちに亡くなってしまうことを考えると…この素晴らしい演奏が、まるで「辞世の句」のようにも思えてしまって…感慨がさらに深まります ♪ 優れた演奏技術と〈こころ〉が音楽のなかで切り離すことのできないかたちで輝いているのを感じさせる名作『 Road game 』です ♪

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