〈ナベサダ〉の愛称で知られている Sadao Watanabe 渡辺貞夫さんは…言わずと知れた日本を代表するジャズミュージシャン=アルトサックス奏者で、作曲家、バンドリーダーとしても至高の存在です ♪ 92 歳になられた現在でも精力的にライブコンサートを行われている姿は驚異的で、変わらない素晴らしいそのあたたかい音色とフレーズはいつも私の音楽への気持ちを高めてくれるのと同時に…ときに優しく癒やしてくれます ♪ その素晴らしい音楽には…日々のご自分への研鑽といい音楽を追究される厳しい姿勢が感じられて、いつも私自身の音楽への取り組みかたのお手本になっています ♪ 70 年以上におよぶ演奏活動のなかで、私が貞夫さんの音楽に最初にふれたのは有名な TV コマーシャルで出演もされた“ California Shower ”, “ Nice Shot ”といったフュージョンサウンドの時代からでしたけれども、それからさかのぼって名作アルバム『 My Dear Life 』や 1970 年代前半の当時の最新サウンドであるアフリカ指向のクロスオーバー=フュージョンのサウンドを聴いてジャズフュージョンの歴史を辿らせてもらったことは、いまの私の音楽にとって変わらない礎 ベース…になっています ♪ いちばん好きなアルバムは何かと聴かれると変わらずいまも素直に… 1983 年に初めて全米ジャズチャートで1位を獲得した、パーカッション奏者の名プロデューサー Ralph MacDonald ラルフ・マクドナルド 制作の名作『 Fill Up The Night 』…と、こたえます ♪
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