好きな映画は何ですか?と尋ねられて…真っ先に思い浮かべてしまう3つの中に必ず入るのが1978年(日本での公開は1979年)のクリストファー・リーブ主演の『スーパーマン』なのですが、その理由は自分でもハッキリしていて…特撮の素晴らしさやキャスティングの豪華さも、もちろんあるのですが、何よりやはり…作曲をしている John Williams ジョン・ウィリアムズの音楽が素晴らしいからです♪とにかく、説明の必要のない大音楽家…といっていい完璧なキャリアで古くは60年代からO・ヘップバーンの『おしゃれ泥棒』の音楽なども担当しています♪ときにチャイコフスキー風、ときにドビュッシー風と、過去のさまざまな音楽のスタイルに精通していて紡ぎ出される曲は、どれも緻密で優雅でときに力強く…何よりいつも映像にとてもマッチしています♪『ジョーズ』『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』など、ヒット作は数え切れないほど…♪93歳の今も世界中のステージで指揮するなど、現役バリバリなのも驚異的です♪「不世出の…」という言葉は本当にこの人のためにあるのだ…と思わされます♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪