Olivier Messiaen オリヴィエ·メシアン(1908-1992)…20世紀の音楽を代表するフランスの作曲家で、その数多くの作品は今も、音楽の未来への示唆に満ちています ♪ 1980年代の終わりに、旅行先のパリ市内の教会で行われた、大作『主イエズス·キリストの変容』(1969)を…その大編成オーケストラによる生演奏で聴くことができたのは本当に貴重な体験で、極彩色にも感じられる彼のサウンド(…フランス語では Sonorité ソノリテ)を全身に浴びるように受け止めたことを思い出します ♪ 精密…とも言えるその理論的な作曲プランにもとづきながらも随所に人間的な自由さをもって、調性を強く感じさせない、乱反射するような音響世界が、後年の…鳥の声や自然にインスパイアされた作品にも神秘的な魅力を放ちつづけています ♪ 膨大な作品すべてが傾聴に値しますけれども、第二次大戦中に捕虜となって収容所でめぐり逢った演奏家たちとの合奏のために書かれた、彼の作品のなかでももっとも演奏される機会の多いもののひとつ…『世の終わり(時の終わり)のための四重奏曲 Quatuor pour la Fin du Temps』は、日本の終戦の日の近づいたこの時期に思い起こされる1曲です ♪

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