George Benson ジョージ·ベンソンの数あるアルバムのなかでも名作と名高い1970年の『 The Other Side Of Abbey Road 』…The Beatles のもっとも知られているアルバムのひとつである最後のスタジオ録音アルバム『Abbey Road 』(1969) の曲目を George Benson が、あざやかなジャズギターサウンドと Soulful なボーカルでカバーした内容で、オリジナルの佳曲にジャズフュージョンの視点から新たな魅力を照らし出す魅力あふれる作品です ♪ The Beatles の音楽が、そのルーツである Blues や Jazz, R&B といったブラックミュージックに多く根ざしたものであることを George Benson という優れたフィルターをとおしてあらためて感じることができます ♪ “ Come Together ”, “ Here Comes The Sun ”といった名曲をふくむコンテンツには Bob James(Key), Ron Carter(Bass), Jerome Richardson(T.Sax)…など名うての優れたプレーヤーが録音に参加して、その後の70年代のジャズフュージョンシーンの胎動をも感じさせます ♪ The Beatles のオリジナルアルバムと同じ…アビー·ロード·スタジオまえの横断歩道でのロケーションによる、ギターを携えた George Benson の飄々と歩くジャケットフォトとともに、とても印象深い名アルバムです ♪
映画『リトル・ロマンス A Little Romance 』(1979)は…『明日に向かって撃て!』、『スティング』で知られるジョージ・ロイ・ヒル監督による青春映画の傑作です ♪ 今や名実ともに大女優のダイアン・レイン Diane Lane のデビュー作でもあります ♪ 私が最初に見始めた映画のひとつで、十代前半の主人公たちの初々しさと、老年のいぶし銀の名演技で脇をささえるローレンス・オリビエ Laurence Olivier の素晴らしさが今も記憶に深く刻まれています ♪ 音楽は、これまた 1960 年代のヌーベルバーグ Nouvelle Vague のフランス映画の数々から、のちには『ツインズ』、『フォー・エバー・フレンズ』などのハリウッド映画まで手掛けていく映画音楽の名作曲家 ジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue が担当…♪ 当時、欧米でベストセラーになっていた、作家パトリック・コーヴァンの小説を映画化したもので、パリで巡り逢い、惹かれ合った2人の少年少女が謎の老人から聞かされた伝説に導かれるように , 、ヴェニスのため息の橋の下でキスをして永遠の愛を誓おうとする…現代のおとぎ話 ♪ メインテーマには Vivaldi ヴィヴァルディのギター協奏曲の美しい緩徐楽章が使われて、みずみずしいロマンチックな雰囲気を醸し出しています ♪ この映画でアカデミー賞のオリジナル作曲賞も獲得しているジョルジュ・ドルリュー Georges Delerue の作る…それ以外の音楽も、丁寧で職人的な佳曲ばかりで、映像と音楽が相まって楽しめるとても素敵な作品です ♪ この作品にふれるたびに、映画と音楽とのいちばん美しい関係について、いつも…ハッと気づかされるようです ♪